名作モデルの復刻や新色発売、現代技術の粋をふんだんに施した新作モデルの発表など、スニーカー作りにこだわる各スポーツブランドは常にファンを喜ばせるアイテム製作に日々注力しています。
そんな彼らのプロダクトの中でもとりわけ人々を熱狂させるのは、なんと言ってもコラボレーションアイテムでしょう。
著名なファッションブランドや新進気鋭のアーティストとのスニーカーコラボレーションは新作登場のたびに話題を集めていますが、2020年代においてはハイブランドとスポーツブランドのミックスが目立っているように見受けられます。
各スポーツブランドが誇る名作スニーカーと歴史あるハイブランドとのコラボレーションプロダクトはどれも一級品。
今回はそんなハイプなスニーカーたちを17種ご紹介致します。
ハイブランド×スポーツブランドのコラボスニーカー:■ナイキ エアジョーダン 1 × ディオール
スニーカー界のみならず、2020年のファッション界で最も注目を集めたと言っても過言ではないのがこのコラボレーション。
ナイキ(NIKE)が誇る名作スニーカー、エアジョーダン 1は、1985年にデビューした史上最高のバスケットボールプレーヤー、マイケル・ジョーダンの最初のシグネチャーモデルとして、発売から35年が経った今でも絶大な人気を誇ります。
出典:monokabu
カラーリングがNBAの規定に抵触するため着用禁止を命じられたことに対し、ナイキが罰金を肩代わりしながらジョーダンが着用を続けたエピソードはあまりにも有名ですし、その他にも様々な伝説的エピソードを持ったエアジョーダンは、バスケットボールファン、マイケル・ジョーダンのファン、そしてスニーカーヘッズ達にとって特別な一足であることは間違いありません。
なお、エアジョーダン 1に関する当時のエピソードについては下記の記事で詳しく記載しております。
本記事と合わせてご覧ください。
そんなエアジョーダン 1と今回コラボしたのが1946年の創業以来、数々のファッション史に残るコレクションやトレンドを作り出してきたフランスの名門ブランドディオール(Dior)。
この恐るべきコラボレーションが実現した経緯には、ストリートファッション、スニーカーファッションへの造形が深く、かつてルイヴィトン(Louis Vuitton)×シュプリーム(Supreme)コラボを実現させたクリエイティブディレクター、キム・ジョーンズの力があったことは間違い無いでしょう。
世界中の注目を一身に集めたこちらのコラボレーションは、24万円のハイカット、21万円のローカットモデルがアパレルコレクションと共にリリースされ、購入資格の申請にはなんと約500万人の応募があったことが後日発表され、大きな話題を呼びました。
なお、現在のリセール相場はそれぞれ1足100万円越え。
間違いなく2020年で最もハイプなスニーカーです。
出典:dior
ハイブランド×スポーツブランドのコラボスニーカー:■オン × ロエベ
穴の空いたソールが特徴的なスニーカーブランド、オン(ON)は、ラグジュアリーブランドロエベ(LOEWE)とコラボレーション。
ONの名作トレイルランニングシューズであるクラウドベンチャーやクラウドティルトをロエベによるラグジュアリーなカラーリングとデザインでアップデートしています。
ハイブランド×スポーツブランドのコラボスニーカー:■ナイキ エアフォース1 × ルイヴィトン
出典:louisvuitton
2021年に11月に死去したルイヴィトンのメンズアーティスティックディレクター、ヴァージル・アブロー。
彼が生前手がけた最後のビッグプロジェクトの一つが、このナイキとルイヴィトンのコラボレーションです。
2022年に発売40周年を迎えたナイキの名作「エアフォース1」にフィーチャーしたこのコラボでは、ルイヴィトンの工場、職人、素材をふんだんに使ったラグジュアリーなスニーカーが数多くリリース。
ハイプすぎるこのコラボレーションは間違いなくストリートとラグジュアリーの融合の到達点の一つだと言えるでしょう。
出典:louisvuitton
ハイブランド×スポーツブランドのコラボスニーカー:■ナイキ × ティファニー
エルメスと並んでアクセサリーの人気が高いティファニー(Tiffany & Co.)が2023年にナイキとコラボレーション。
ティファニーは2021年にLVMHグループが買収し、ルイヴィトンのマイケル・バーグ氏が会長、LVMH総帥であるベルナール・アルノー氏の息子アレクサンドル・アルノー氏が経営陣に参画しました。
マイケル・バーグ氏はあのルイヴィトン×シュプリームを手がけた人物で、アレクサンドル・アルノー氏もリモワCEOとして様々なコラボを手がけてきたコラボ好き。
それゆえ、買収後のティファニーは早速シュプリームとのコラボを実現したりと、方向展開が顕著でした。
そんなティファニーがナイキとコラボするのはある意味必然。
オールブラックのスウェードにティファニーブルーのスウッシュ。
ヒールプレートはシルバーで構成されたこの1足は、発売後5倍近い値段でリセール市場に出回っています。
ハイブランド×スポーツブランドのコラボスニーカー:■ナイキ × オフホワイト
出典:nikezukan
2010年代後半のスニーカーブームを牽引したコラボレーションといえば間違いなくこれ。
オフホワイト(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)はヴァージルによる立ち上げからたった数年でラグジュアリーかつハイプなブランドに成長。
デザイナーであるヴァージル・アブローがルイヴィトンのメンズ部門の担当を手がけ始めてからは、より一層オフホワイトのラグジュアリー感も高まっていたように感じます。
そんなオフホワイトが一気に一般層まで知名度を広めたのが2017年にスタートしたナイキとのコラボレーション。
「The Ten」と呼ばれたこのコラボではナイキが誇る10足の名作スニーカーをヴァージルが絶妙なセンスでリメイク。
大きな人気を呼びました。
The Ten以降も継続してコラボを行っているナイキとオフホワイト。
歴代の発売アイテムはこちらからご覧ください。
ハイブランド×スポーツブランドのコラボスニーカー:■ナイキ AIR FEAR OF GOD 1 × フィアオブゴッド
出典:snkrdunk
アメリカ発の新進気鋭のハイブランド「フィアオブゴッド」はカニエ・ウエストやジャスティン・ビーバーなど様々なファッショニスタに愛されています。
そんなフィアオブゴットはナイキと2018年ごろから断続的にコラボレーションを実施。
様々なコラボレーションモデルをリリースしてきました。
中でもこのAIR FEAR OF GOD 1はエアジョーダン1のようなネーミングもさることながら、そのルックスもどこか往年の名作バッシュを思わせるデザインとなっています。
発売前にもNBAヒューストン・ロケッツのP.Jタッカーが試合で履いている姿がフィーチャーされたりと明らかにバスケットボール業界を見据えながら作られたことは間違いありません。
ストリート、グランジ、モードと様々な顔を魅せるフィアオブゴッドならではのデザインとなった本作は、ボリューミーながらどんなスタイルにもマッチするスニーカーとして人気を集めています。
ハイブランド×スポーツブランドのコラボスニーカー:■アディダス スーパースター × プラダ
1913年創業、革製品加工やナイロン技術に強みを持つイタリアの王室御用達ブランド、プラダ(PRADA)。
対するアディダスはナイキと並ぶ世界のトップスポーツブランド。
そんな両ブランドのコラボレーションはスタンスミスと並びアディダスの最高傑作と名高いスーパースターをベースに行われました。
スーパースターは爪先を守るトゥ部分に貝殻を思わせる様な意匠が施されているのが特徴的なスニーカー。
当初はバスケットボールシューズとして生み出された1足ですが、その無駄のない洗練されたフォルムは今日においてストリートを中心に幅広く愛されています。
出典:snkrdunk
バスケットシューズにレザー素材を使う概念を浸透させた革新的な一足でもあるスーパースター。
今回はそのレザー部分をプラダが誇る上質なイタリアレザーに切り替え、サイドに”PRADA”のスクリーンプリントロゴと”Made in Italy”の文字を記載。
第一段のリリース時はバッグとセットで50万円という高価格にもかかわらず、700足限定でリリースされると即完売を記録しました。
その後、9月よりカラーリングを追加し、スニーカーのみ7万円代で後続モデルが続々登場。
アディダス公式アプリ等で購入が可能となっています。
出典:prada
ハイブランド×スポーツブランドのコラボスニーカー:■アディダス ガゼル × グッチ
出典:gucci
2022年2月のミラノコレクションにおけるグッチのショーで登場したのはアディダスとグッチのビッグコラボ。
カラフルなグッチのデザインを落とし込んだウェアや、アディダスの名作スニーカー「ガゼル」とのチームアップが発表されました。
1968年にトレーニングシューズとして登場したアディダスのガゼルはローテク回帰が本格的になりつつある現在のスニーカーシーンにマッチした1足。
そこにグッチのラグジュアリーなデザインを落とし込んだ本コラボは必見です。
出典:gucci
ハイブランド×スポーツブランドのコラボスニーカー:■アディダス × バレンシアガ
出典:uptodate
2022年5月、ニューヨークコレクションでバレンシアガはアディダスとのコラボレーションを発表。
近年デムナ・ヴァザリアによって「ラグジュアリー ストリート」として再起したバレンシアガ。
そんなデムナ体制でのバレンシアガを象徴するアイテム、トリプルSをアディダス風に上品に仕上げたダッドスニーカーが人気を集めました。
少しずつハイテクからローテクへスニーカートレンドが変化している昨今、通常のトリプルSよりも少し落ち着いた雰囲気の本モデルはまさにトレンドを表しているアイテムだと言えるでしょう。
※通常のトリプルS
出典:hypebeast
また、前述のグッチ×アディダスと近しい時期でのこのコラボレーション、理由はグッチとバレンシアガが共に大手アパレルコングロマリット「ケリンググループ」傘下であることが関係していそうです。
ハイブランド×スポーツブランドのコラボスニーカー:■アディダス × OAMC
出典:snkrdunk
2014年にスタートしたOAMCはハイクオリティで上品なストリートファッションブランドとして近年少しずつ人気が増しているブランド。
デザイナーであるルーク・メイヤーは2014までシュプリームのヘッドデザイナーを勤め上げたのち、このOAMCをスタートしました。
また、妻ルーシー・メイヤーと共に2017年からあのジルサンダーのクリエイティブディレクターも務めており、ルークはまさに今最も注目を集めているデザイナーのひとりです。
そんなOAMCは2019年よりアディダスとチームアップし継続的にコラボスニーカーをリリース。
Tシャツでも1着5万円台が当たり前なOAMCですが、アディダスコラボのスニーカーは2万円台のものも多くまだ手が届きやすい存在です。
これまでに10種類以上のアディダス×OAMCコラボのスニーカーをリリースしているルーク・メイヤー。
かつて手がけていたシュプリーム同様に著名なアーティストからインスピレーションを受けたスニーカーを数多く手がけています。
こちらのコラボスニーカーではアメリカの現代美術家、彫刻家ロバート・ゴバーの作品をオマージュしており、彫刻のような質感がスポーツブランド「アディダス」とは思えない表情に仕上がっています。
出典:sneakerwars
ハイブランド×スポーツブランドのコラボスニーカー:■アディダス HU NMD × シャネル
出典:hilife
アディダスでイージーブーストと並び人気を集めるハイテクモデルといえばHU NMD。
ラッパー、プロデューサーのファレル・ウィリアムスが手がける本モデルは、抜群のフィット感を演出するアッパーと反発力にあふれるソールが大人気のモデルとなっています。
そんなHU NMDが2017年にシャネルと衝撃のコラボレーション。
ソール部分にはファレルの信念やモデルに込めた想いを様々な言語で刺繍するのがHU NMDの習わし。
このシャネルとのコラボモデルでは右足に「CHANEL」左足に「PHARRELL」と縫われ、この歴史的なコラボレーションをシックにアピールしています。
本モデルはフランスの老舗セレクトショップ”Colette”が閉店間際にリリースした究極の逸品。
シャネルの広告塔でもあったファレルがアディダスとのコラボピースを500足限定で作成。
本モデルは抽選時に裁判所執行官立会いのもと行われるという厳重さでした。
ハイブランド×スポーツブランドのコラボスニーカー:■リーボック インスタポンプフューリー × メゾンマルジェラ
出典:hues
1994年に登場したリーボック(REEBOK)のインスタポンプフューリーは、靴紐を無くし、ポンプシステムと呼ばれるゴム製のボタンを押すとアッパーに内蔵された空気室に適量の空気が送り込まれ、着用者にピッタリなフィット感を与える革新的なスニーカーでした。
リリース当時、第一弾としてリリース予定だった黄色/黒/赤の「シトロン」モデルが奇抜すぎると上層部から批判を浴び、デザイナーはやむなく黒/グレー/水色の「サックス」モデルと同時に発売。
結果、「シトロン」モデルは「サックス」を大きく上回る売り上げを記録し、
同モデルは90年代のハイテクスニーカーブームを牽引したカラーとなりました。
そんなリーボックと今回コラボするのは1988年にベルギー出身のデザイナー、マルタン・マルジェラによって設立されたメゾン・マルジェラ(Maison Margiela)。
インサイドアウトと呼ばれる洋服を裏返しに作る手法や、既存製品をバラバラにし組み換える再構築アイテム、「オーバーサイズ」という概念がなかった頃からビッグシルエットを組み込んだサークルシャツなど、のちの多くのブランドに多大な影響を与えたマルジェラでしたが、2008年に突如マルタンがブランドを残し退任。
元々マルタン自身は公の場に一切顔を出さずインタビューすらもファックスでしか行わない徹底的なミステリアスな人物だったことも合わせ、メゾン・マルジェラはある意味伝説的なブランドとなりました。
その後のメゾン・マルジェラは2009年から14年までデザインチームがアイテムを監修。
15年よりディオールやジバンシィ(GIVENCHY)のデザイナーをしていたジョン・ガリアーノがクリエイティブディレクターとなり、今日までブランドは存続しています。
そんなマルジェラの代表的なアイテムに「タビ・シューズ」があります。
マルタンが日本を訪れた際に工事現場の職人の足を見て思いついたと言われているこのアイテムは、発売当初から大きな話題を呼び、以降メゾン・マルジェラの定番アイテムとしてリリースされる様になりました。
そして今回のリーボックとマルジェラのコラボレーションでは、両者の代表的アイテムであるインスタポンプフューリーとタビ・シューズを大胆にマッチング。
ウィメンズ用の9cmヒールタイプとメンズ用のフラットタイプの2型で構成された本作は、マルジェラらしいオールホワイト、オールブラック、「シトロン」モデル、そしてリーボックのインスタポンプフューリーの第4段カラーとして人気を呼んだブルー主体の「トリコロール」モデルの4色展開でリリースされました。
出典:sneakerwars
マルジェラはその後リーボックとの継続的なコラボレーションを決定。クラシックレザーを使ったシックなローカットモデルなど様々なシューズを毎シーズン展開しています。
ハイブランド×スポーツブランドのコラボスニーカー:■ニューバランス × アイ コム デ ギャルソン・ジュンヤ ワタナべ マン
日本を代表するブランドであるコム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)とスポーツシューズメーカーニューバランス(New Balance)が2種のラインで2021年10月よりコラボレーションを果たします。
コム デ ギャルソン・オム(COMME des GARÇONS HOMME)からはニューバランス57/40という新作モデルをオールブラックでリリース。
ギャルソンのデザインを創設者である川久保玲とともに長年勤め上げるデザイナー、渡辺淳弥の手がけるアイ コム デ ギャルソン・ジュンヤ ワタナべ マン(eYe COMME des GARÇONS JUNYA WATANABE MAN)からはニューバランス574のハイカットモデルをホワイト、ブラック、ベージュの3色展開で発売しています。
ハイブランド×スポーツブランドのコラボスニーカー:■コンバース ターボダーク チャック 70 × リックオウエンス
出典:vogue
100年の歴史を持つ名門スニーカーブランド、コンバース(CONVERSE)と、モード界の帝王として君臨しつつストリートミックスにも多用される孤高のブランド、リックオウエンス(RICK OWENS)が2021-22年秋冬コレクションでコラボアイテムを発表しました。
コンバースの代表作「チャックテイラー」をベースボディに、リックオウエンスの代表的なインラインスニーカー「ジオバスケット」を思わせる長いシュータンや、トゥ部分の特徴的なカスタムを施したこちらのスニーカーはまさに唯一無二。
ちなみに本ブログでは下記の記事でそれぞれコンバースの成功と凋落の歴史、そしてリックオウエンスの歴史や特徴などを詳しく解説しております。
是非本記事と合わせてご覧ください。
ハイブランド×スポーツブランドのコラボスニーカー:■バンズ オールドスクール、スケートハイ × ケンゾー
西海岸のスケートボード及びサーファー文化の象徴ともいえるスニーカーブランド「バンズ(VANS)」と、2020年10月に新型コロナウイルスで急逝したデザイナー、高田賢三氏が手がけた世界的ブランド「KENZO」のコラボレーションスニーカーとなります。
2013年以来2度目のコラボレーションとなるケンゾーとバンズは、OLD SKOOL(オールドスクール)とSK8-HI(スケートハイ)という、バンズの中でも屈指の人気を誇る2足をケンゾーらしいビビッドでサイケデリックなカラーで表現。
かつて人々が自由にキャンバス地にペイントを施し、カスタムスニーカーの元祖とも呼ばれたバンズの歴史をなぞるような色使いは、スニーカー自体のシンプルさからかカラフルながら不思議と子供っぽさや下品さを感じさせません。
モノトーンコーデやシンプルな装いのアクセントとして活用しても良いでしょう。
ハイブランド×スポーツブランドのコラボスニーカー:■プーマ RALPH SAMPSON/ROMA × メゾン キツネ
出典:snkrdunk
メゾン キツネはジエダ・ロアエックと黒木理也によって2001年にフランス・パリでスタートしたブランド。
「ネオクラシック」をテーマにオーソドックスながらどこか新しいアイテムが人気を集めています。
2021年SSシーズンでは老舗スポーツブランドであるプーマとコラボレーション。
コラボレーションピースのベースとなるシューズはRALPH SAMPSON 70というNBA選手のシグネチャーモデル。
カタログ展開されずに選手用のみに用意された幻のモデルとして一世を風靡しました。
メゾン キツネはコラボレーションにあたって本モデルにラバーコーティングを施してミリタリー感を追加。
ローカットモデル2色とMIDカットモデル1色の計3種をリリースしました。
出典:atmos-tokyo
出典:atmos-tokyo
また、RALPH SAMPSONの発売と合わせてプーマの代表的なモデル「ROMA」からもコラボレーションモデルをリリース。
レトロな白とブラウンの配色にまとめたROMAのバックタブにはメゾン キツネの刺繍を施しキュートな印象にアップデートしました。
ハイブランド×スポーツブランドのコラボスニーカー:■アシックス タイガー HyperGEL-LYTE × ヴィヴィアン・ウエストウッド
女性を中心に根強いファンが多いイギリスの老舗ブランド「ヴィヴィアン・ウエストウッド」と日本が誇るスポーツブランド「アシックス」がコラボレーション。
本コラボでは18世紀のフランスの芸術家であるフランソワブーシェが1743年に描いた絵画「ダフニスとクロエ」にフィーチャー。
プリントを3種のシューズ(「HyperGEL-LYTE」「GELSAGA」「GEL-DS TRAINER OG」)に落とし込みました。
中でも「HyperGEL-LYTE」はアッパーに絵画をプリントしたアーティスティックな1足。アシックスストライプの縁にビビットなオレンジを入れ、靴ひもを青灰色としています。
■さいごに
今回の記事ではハイブランド×スポーツブランドをテーマにコラボスニーカーをご紹介いたしました。
前述のリックオウエンスのジオバスケットやディオールのB27など、ハイブランドのインラインからも様々な名スニーカーがリリースされていますが、どうしても少し敷居が高いもの。
本記事で紹介したハイブランドとスポーツブランドのコラボレーションアイテムなどから、一味違った高級スニーカーの世界を覗いてみてはいかがでしょうか。