スニーカーは「ブーム」から「定番」に変わり、2010年代のあの狂乱は少しずつ落ち着きを見せ始めています。
とはいえ、まだまだ毎日の様に各社は新作スニーカーをリリースし、人気モデルはあっという間にリセール市場で高値をつける状況に変わりはありません。
「スニーカーヘッズ」と呼ばれる人々の存在も広く一般に認知されるようになり、シューズひとつひとつに込められたカルチャーや歴史を楽しむ方もよく見かけるようになりました。
そんな私を含むヘッズたちは街ゆく人々のシューズなどもついついチェックしがち。映画を見ていても登場人物の足元がどうしても気になってしまいます。
そんなわけで今回の記事では様々な映画に登場する名作スニーカーの中からコンバースのスニーカーをピックアップ。
コンバースのスニーカーは映画で使われることが非常に多く、中でも定番シューズ「オールスター」は様々な作品でキャラクターの足元を飾っています。
なお、第一回のこちらでは映画に登場したナイキのスニーカーをご紹介。
是非こちらも合わせてご覧ください。
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目次
- ■コンバース オールスター × スタンドバイミー
- ■コンバース オールスター × ロッキー(シルヴェスター・スタローン)
- ■コンバース オールスター レザー × アイ,ロボット(ウィル・スミス)
- ■コンバース オールスター ロー × ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(ダニエル・ラドクリフ)
- ■コンバース オールスター × ライフ アクアティック
- ■さいごに
■コンバース オールスター × スタンドバイミー
出典:spotern
不朽の名作、スタンドバイミーの象徴的なシューズといえばもちろんコンバースのオールスターでしょう。
死体探しの旅に出かける少年たちの冒険と成長を描いた本作は青春映画の金字塔として今もなお君臨しています。
そんな彼らの線路伝いの冒険を支えたのがコンバースのオールスター。
泥だらけでもなおその洗練された美しさは輝きを失っていません。
■コンバース オールスター × ロッキー(シルヴェスター・スタローン)
出典:note
映画「ロッキー」といえばスタローン演じるロッキーが街中でトレーニングランを行うシーン。
映画の象徴となるこのシーンでロッキーが上下のスウェットと合わせて着用しているのはコンバースのオールスターです。
ちなみに映画が公開された1976年にオールスターはデザイン改定が行われています。
映画でロッキーが着用するオールスターはモデルチェンジ前のもので、今では激レアアイテムです。
■コンバース オールスター レザー × アイ,ロボット(ウィル・スミス)
出典:ameblo
SF映画「アイ,ロボット」では、冒頭からコンバースが登場。主人公のスプーナー刑事(ウィル・スミス)が「2004年物のヴィンテージ(映画公開が2004年、作中の設定は2035年)」としてレザーのコンバースを手に取るシーンが描かれます。
デッドストックのコンバースに満足げな顔で紐を通したり、通勤途中で自慢したりと、映画を観た人に強い印象を残しているシューズです。
■コンバース オールスター ロー × ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(ダニエル・ラドクリフ)
未だスピンオフが作られ、ますます世界観が広がっている名作フランチャイズ「ハリー・ポッター」シリーズ。
第5作目となる「不死鳥の騎士団」では、主人公ハリーが作中を通してコンバースのオールスター ローカットを着用しています。
魔法使いらしいローブ姿よりも、動きやすい普段着姿が目立っていた「不死鳥の騎士団」。
ハリーはジーンズの青にマッチする紺色のコンバースを着用していました。
■コンバース オールスター × ライフ アクアティック
出典:elle
幻のサメ「ジャガーシャーク」に親友が喰われてしまったが、誰にも信じてもらえなかったズィスー。
海洋探検家の彼はチーム・ズィスーを率いてジャガーシャークを捕まえるべく海に再び繰り出します。
単純な冒険映画に見せかけて、小道具や撮影のディテールが凝った映画として知られる本作。
スニーカーでいうならばズィスーが特注するアディダスの名前入りスニーカーが特徴的ですが、ケイト・ブランシェット演じるジェーンが着用するコンバースのオールスターも忘れてはいけません。
■さいごに
今回の記事では、映画に登場したコンバースの名作スニーカーのうち、オールスターに絞って5種をご紹介致しました。
シンプルでスマートな見た目のコンバースは様々な名作でキャラクターたちの足元を飾ってきた名脇役。
今後は映画を見る際に、登場人物たちの足元にも注意を向けてみると面白いかもしれません。