天才 ジョン・ガリアーノのもと独創的なクリエイションをリリースし続け、人気を博しているメゾン マルジェラ(Maison Margiela)。
特に日本においてはその人気が高く、学生から中高年まで幅広い知名度と支持を得ているブランドです。
そんなマルジェラのアイテムはアパレルからアクセサリー、バッグ、シューズなど様々展開されていますが、何より人気なのは香水だと言ってよいでしょう。
中でも代表的な香水「レイジーサンデーモーニング(Lazy Sunday Morning)」は日本で販売されている数多の香水を見渡しても、圧倒的な人気を誇っています。
今回の記事ではそんなレイジーサンデーモーニングにフォーカス。
その歴史や人気の理由を徹底解説いたします。
■レイジーサンデーモーニングとは?
出典:discenter
レイジーサンデーモーニングを含むマルジェラの香水ライン「レプリカ オードトワレ」は2012年にスタート。
ブランドの創設者マルタン・マルジェラが世界を旅する中で出会った経験や出来事を香りに落とし込むというアイディアから作られたシリーズです。
「1997年 オックスフォードの図書館の香り」や「2013年 ブルックリンのジャズクラブの香り」といった形で着想元となった場所と年代、香りのコンセプトをラベルした香水はセンス抜群。現在に至るまで世界中で大きな人気を誇っています。
その中でもダントツでNo.1の支持を集めているのがこのレイジーサンデーモーニング。
2003年のフローレンス(フィレンツェ)、気だるい日曜の朝のベッドからほのかに感じるリネンの香り。
そんな雰囲気を香水で表現したフレングランスとなっています。
■レイジーサンデーモーニングの香りと人気の理由
レイジーサンデーモーニングの香りは前項で述べた通り、いわゆる「ベッドの香り」がコンセプト。
リネンから立ち登る洗剤の香りに甘さを付けたクリーンな香調を表現すべく、トップには鈴蘭や洋梨、そしてその香りを引き立てるアルデヒドをチョイス。
ミドルノートではアイリス、ローズ、オレンジフラワーとボタニカルな香りが前に出てきます。
そしてラストノートではホワイトムスクを中心とした柔軟剤のような香りで締め。全体を通して清潔なシーツのようなクリーンな香りを纏うことができます。
出典:missi
こうしたレイジーサンデーモーニングのコンセプトは「これぞ香水!」といったフレングランスを避けがちな日本人の嗜好にマッチ。
さりげなく香る清潔感のあるスメルはレディース用ながらメンズにも広く受け入れられています。
ちなみにそんなレイジーサンデーモーニングを作ったのは天才調香師、ルイーズ・ターナー(Louise Turner)。
出典:luckyscent
英国のアシュフォード、香水工場の近くで生まれた彼女は調香師になるべくしてなった人物。
このレイジーサンデーモーニングの他にも、トムフォードの「ロストチェリー」やクロエの「フルール ジャスミンサンバック」など、30以上の香水をこれまで世に出しています。
■レイジーサンデーモーニングが買える場所
レイジーサンデーモーニングは現在国内のメゾン マルジェラ取扱いショップなどで購入可能。
100mlモデルと10mlモデル、そしてアットコスメや表参道のマルジェラの香水専門ショップでは30mlサイズも購入することが可能です。
なお、2021年限定でオープンしていたレイジーサンデーモーニングにフォーカスしたポップアップショップ、そして2022年にオープンしたマルジェラのフレグランスストアの入店レポートはこちらにてご覧ください。
■さいごに
今回の記事では、メゾン マルジェラの人気香水「レイジーサンデーモーニング」にフォーカスしてご紹介をいたしました。
クリーンで万人受けするレイジーサンデーモーニングは、香水初心者にもぴったりなフレグランス。
気になった方は是非ショップなどでチェックしてみてください。
本ブログではマルジェラの歴史や人気の理由、マルジェラを愛する芸能人など様々な情報を更新中。
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