あなたは現在ジワジワと人気が出始めた香水ブランド『BYREDO(バイレード)』をご存知でしょうか?
スウェーデンで生まれたこのバイレードは近年KITHやDover Street Marketといったハイセンスなセレクトショップでの取り扱いも増えており、今まさに「来ている」香水ブランドだと言えるでしょう。
今回の記事では、現在そんなバイレードにフォーカスしてご紹介。
ブランドの生い立ちからオススメの買い方まで徹底解説致します。
■BYREDO(バイレード)とはどんなブランド?
出典:byredo
BYREDO(バイレード)は2006年にベン・ゴーラムによってストックホルムで設立されたフレグランスブランド。
ブランド名はシェイクスピアの言葉「by redolence(香りが思い起こす)」から取られたもので、思い出や記憶にフォーカスした香りが多いことが特徴です。
バイレードが「記憶」にこだわるのは、創業者ベン・ゴーラムが香水にのめりこんだきっかけと深く関係しています。
※ベン・ゴーラム(左)とジェローム・エピネット(右)
ベンが香水業界に入りたての頃、のちにバイレードの香水のほとんどを調香することとなる新人調香師ジェローム・エピネットを紹介されます。
ジェロームのラボで日々香水を研究していたベンはある時「父親の香り」を作ってほしいとジェロームに依頼。
ジェロームはベンとの対話を通じて父の使っていた香水にあたりをつけ、試作品を制作。
ベンはその香りを嗅いだ途端、5歳の時に家族を置いて去ってしまった父親の記憶が一気に思い起こされたと語っています。
以降、ジェロームとベンは「記憶」をテーマに革新的な香水を次々と制作。
バイレードは通常60~70種類もの原材料を組み合わせる香水業界において、洗練された原材料を5~10種類まで厳選するスタイルが特徴的です。
2008年に最初の香水4種をリリースして以降、そのほとんどはジェローム・エピネットによって調香。
2014年にリリースされた「フラワーヘッド」のみ、伝説の調香師オリヴィア・ジャコベッティによって調香されました。
出典:wwdjapan
また、時折バイレードは他ブランドともコラボレーション。
2018年にはオフホワイト(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)とコラボし、「エレベーター ミュージック」をリリースしました。
■BYREDO(バイレード)はどこで買える?
出典:pen-online
バイレードのサイズ展開は通常ボトルの100ml、トラベル用の12ml、そしてディスカバリーと呼ばれるお試し用の2mlサイズ。
100mlサイズのボトルは円柱形のガラス瓶にマグネットキャップが特徴的な高級感のあるデザインとなっています。
基本的に店舗で購入できるのは100mlサイズのみ。
バイレードは種類も多いため、買う前に必ず店舗で香りを試した方が◎。
店舗はバイレードのオフィシャルショップがオススメ。
専門スタッフが常駐しており、香りについて詳しく説明も聞くことが可能です。
日本国内のバイレードのストアは以下の通りです。
・東京①:Byredo Isetan Shinjuku
〒160-0022
東京都新宿区
新宿3-14-1
伊勢丹新宿店本館 1F
+81 (0)3 6457 7167
・東京②:Byredo Shibuya Parco
〒150-0042
東京都渋谷区
宇田川町15−1 1F
+81 (0)3 6455 0090
・名古屋:BYREDO JR Nagoya Takashimaya
〒450-6001
愛知県名古屋市
中村区名駅1-1-4
ジェイアール名古屋タカシマヤ 3F
+81 (0)52 566 3787
・京都:Byredo Kyoto Bal
〒604-8032
京都市中京区
河原町通三条下ル山崎町251京都BAL 1階103号
+81(0)75 708 6885
・大阪:Byredo Hankyu Umeda
〒530-8350
大阪府大阪市
北区角田町8-7
阪急うめだ本店 2F
+81 (0)6 6313 0651
■BYREDO(バイレード)のオススメの買い方
ここからはバイレードを買う際のオススメの方法をご紹介。
まず、通常サイズである100mlボトルは、相当気に入った香りでなければ最初は選ばない方が○。
トラベルエディションと呼ばれる12mlサイズ×3本セットをシーンによって使い分けすることで、飽きることなく香りを長く楽しむことができるでしょう。
このトラベルエディションは店舗では販売していないことも多く、バイレード公式オンラインストアでの購入が基本。
トラベルエディションのカテゴリに含まれる「ラ セレクション バイレード」と呼ばれる、12種類の中から自由に3本をピックできる(同一を2本/3本でもOK)セットを購入すると良いでしょう。
もちろん、価格面では12ml×3本で17,490円となっているトラベルエディションと100mlで24,530円(より高いモデルもあり)の通常サイズでは、通常サイズの方が高コスパ。
しかし、香水にも消費期限があることを忘れてはいけません。
100mlを長い時間をかけて使うより12ml×3本を1年ほどで使い切り、またフレッシュな香水を新たに買った方が最終的には満足度は高くなることでしょう。
なので、先述の店舗などでお気に入りの香水を事前チェックした上で、バイレードの公式オンラインストアからトラベルエディションを買うのが筆者としてはオススメです。
出典:byredo
なお、公式オンラインストアでは2mlサイズが6本入った「ディスカバリーセット」も7,040円で販売中。
このセットは購入時に6,820円分のバウチャーコードが発行されるためかなりお得。
実質220円で6種類のミニボトルをゲットすることが可能となっています。
ただ、公式オンラインストアでは普通に香水を購入するだけで、2本のミニボトルを無料プレゼント。
こちらはディスカバリーセットでお試し可能な6本とは別の香水ラインナップとなっているので、合わせて確認してみると良いでしょう。
なお、ディスカバリーセットのみを購入する際には、2本のミニボトルはプレゼントされない仕様となっています。
■さいごに
今回の記事では、今日本でも話題沸騰中の香水ブランド『BYREDO(バイレード)』について解説致しました。
バイレードの香水は種類が多く、どれかひとつはお気に入りの香りがきっと見つかるはずです。
FashionArchive.comでは他にも様々なブランド解説や購入品紹介を実施中。
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