シュプリーム2022年SSシーズンWeek 10アイテムの徹底解説！

2022年2月19日に国内スタートしたシュプリーム(Supreme)の2022年SSシーズン。
本ブログでは土曜日の発売に先駆けて、毎週の狙い目アイテムや注目アイテムについて約2,000字から5,000字弱の記事を毎週執筆しております。

今回は2022年4月30日のWeek 10の発売に先駆けて、編集部の注目する5アイテムをご紹介。
ぜひ検討の際の指針として頂けましたら幸いです。

■Gummo Hooded Sweatshirt

1997年にハーモニー・コリン監督のデビュー作として作られた映画「ガンモ(Gummo)」。
1974年に竜巻に襲われたオハイオ州の都市ゼニアの不条理な日常を描いた作品として、多くの根強いファンがいる映画です。
コリン監督はこの映画の主な出演者として地元のファーストフード店やボウリング場で見つけた一般人を起用。
ハリウッドの作る煌びやかなアメリカとは違う、貧困と暴力に溢れた地方都市の現状を市井の人の視点から描いた作品となっています。

そんなガンモにフィーチャーした今回のシュプリームのコレクション。
中でもこのパーカーはメインの登場人物であるソロモンの横顔を写した映画のポスターを切り取ったアートワークがシンプルで◎。
バックにはマーク・ゴンザレス手書きの映画のあらすじが書かれています。

出典：supremecommunity

■Supreme/Gummo Bathtub Tee

出典：supremecommunity

ガンモの象徴的なシーンの一つである、汚水に満ちたバスタブでの食事シーンを切り取ったTシャツがスタンバイ。
シュプリームの店舗内装なども手がける名スケーター、マークゴンザレスのアートワークに彩られたこのTシャツはインパクト強め。
なおマーク・ゴンザレスは映画の中でも椅子とレスリングをする奇怪なシーンで登場しています。
ちなみに監督のハーモニー・コリンはシュプリームの広告を手がけたり、彼のフォト作品が過去にもシュプリームにフィーチャーされたりとその関係性は濃厚です。

※参考　2011FW Harmony Korine Macaulay Tee

出典：ug-shaft

■Tonal Monogram Silk S/S Shirt

出典：Supreme

涼しげなシルクシャツが3色展開でスタンバイ。
オーバーサイズ気味の開襟シャツとなっているこちらのアイテムはモノグラムが高級感抜群で夏にぴったりのアイテムとなっています。
左ポケットには生地と同色で筆記体の「Supreme」の文字がさりげない主張をしています。

■Open Knit Small Box Sweater

出典：Supreme

シュプリームのスモールボックスロゴシリーズからローゲージニットがリリース予定です。
ざっくりと編み込まれたニットはシンプルかつクリーンでかなり汎用性が高そう。
すでに夏日が続いている今日このごろですが、秋冬に向けてゲットしておくのはありかもしれません。

■Supreme®/Meissen® Hand-Painted Porcelain Mirror

出典：Supreme

2020年FWシーズンに続き、ドイツの歴史ある磁器メーカー「マイセン」とシュプリームがコラボレーション。
完全手作業で作られるこの鏡はお値段も高級感も今シーズンのアイテム最上級。
ただし前回発売のマイセンの天使像がリセール市場で倍以上の値段で取引されている状況を踏まえると、投機目的でゲットする人も多そう。
値段に見合わない即完売が予想されるアイテムです。

※参考　2020FW　 Supreme Meissen Hand-Painted Porcelain Cupid Figurine

出典：supsupsup