2020年8月22日に国内でもスタートしたシュプリーム(Supreme)の2020年FWシーズン。
本ブログでは土曜日の発売に先駆けて、毎週の狙い目アイテムや注目アイテムについて約2,000字から4,000字弱の記事を毎週執筆しております。
今回は10月17日の発売に先駆けて、編集部が注目するWeek 8のおすすめ発売アイテムを徹底解説致します。
■Supreme®/Nike® Air Max Plus
毎年リリースされていたナイキとのスニーカーコラボが今週リリース予定です。
定番化し、時たまリストックがなされるエアフォース 1に続き、31足目のナイキとのスニーカーコラボレーションで選ばれたのはエアマックスプラスでした。
ヒールのビジブルエア内に半球体のサスペンションパーツを重ね合わせて、少ないエア容量でも高い衝撃吸収性と安定性を実現する”TUNED AIR(チューンドエア)”を搭載した初めてのモデルとしてリリースされた本作は1998年の発売以来、そのデザイン性の高さから根強い人気を誇ります。
今回シュプリームとのコラボレーションでは3色展開でリリース予定。
ビビットな色合いが目を引くグリーン×オレンジ、ブラック×レッドは今週発売ですが、シンプルなホワイトモデルは11月発売に延期となるようです。
なお、これまでの全30種のシュプリーム×ナイキのコラボレーションスニーカーについては、こちらの記事で全型紹介をしております。
本記事と合わせてぜひご覧ください。
■LSD Spells Hooded Sweatshirt/Sweatpant
ナイキとのコラボと共に今週の目玉はレゲエ/ダブ界の生きる伝説、リー・スクラッチ・ペリーとのコラボレーションです。
彼のアートワークを切り貼りして全面にプリントしたこちらのパーカーとスウェット、総柄にも関わらず子供っぽさが無いのはシュプリームがやりがちなビビッドな色使いをしていないからでしょうか。
セットアップ使いまで行けるかは少し微妙ですが、上下どちらかをシンプルなアイテムで合わせればかなりオシャレに着こなせるでしょう。
ちなみに以前の記事で書いた通りリー・スクラッチ・ペリーとシュプリームは2010年SSで既にコラボ済み。
当時はリー本人がシュプリームのボックスロゴTを着た姿がプリントされたフォトTがリリースされました。
■Black Ark Denim Trucker Jacket
前述のパーカー/スウェットパンツとは別で、リー・スクラッチ・ペリーの文字のみが描かれたアートワークが全面にプリントされたアイテムが多数リリース予定の今週。
その中でも特にイチオシなのがこちらのデニムジャケット。
黒、イエロー、ブルーの3色展開となっていますが、そのどれもが良い色合いな上、デニムの生地感ゆえかアートワークがマジックペンで服にガシガシと直接書かれているようにも見え、程よい風合いとなっています。
■Black Ark Hooded Sweatshirt
前述のデニム同様に文字のみのアートワークがプリントされたリー・スクラッチ・ペリー×シュプリームのパーカーは、ボックスロゴやコラボを除けば今回1、2を争うほどの出来栄えのパーカーではないでしょうか。
白×黒はもちろんのこと、一見使いづらそうに見える黄色のパーカーも全身に黒色でプリントが施されているためあまり子供っぽさがないため、モノトーンや寒色で身を固めがちなこれからの時期にも良いでしょう。
■Velvet S Logo 6-Panel
天鵞絨(てんがじゅう)とも呼ばれる毛足の長いベルベット素材を使って作られたキャップがSロゴのワンポイントと共に今週発売予定です。
カジュアルファッションの代表的アイテムであるこういったキャップですが、近年では素材をカシミアウールなどに変え、カジュアルな風合いを抑えたアイテムが各ブランドから出ております。
こちらのベルベット素材で作られたキャップも、ジャケットなどと合わせて大人っぽさを演出する小物として活用できることでしょう。
個人的には気持ち程度に折り曲がっているツバをより曲げて、モードに被るのがオススメです。今週スニーカーと共に発売予定のナイキコラボのキャップはスルーし、こちらを狙いましょう。
■さいごに
ここまでシュプリームWeek のオススメアイテムを5種類ご紹介してきましたが、何か狙い目のアイテムは見つかりましたでしょうか?
この記事が土曜日のクリック戦争における指針の一つになったのであれば幸いです。
本ブログでは他にもシュプリームの偽造品ビジネスに関する衝撃の事実や近年起きたシュプリームに関する事件、そしてもちろん歴史やおすすめアイテムなど多岐にわたって解説しております。
ぜひ興味があれば他の記事もご覧いただけましたら幸いです。