有名時計メーカーであるロレックス(ROLEX)。
世界中で愛され、名だたる有名人も愛用する高級時計として知れ渡っていると思います。
今回はそんなロレックスの所謂「ヴィンテージロレックス」についての初心者向けの解説と、その中で代表的なモデルをご紹介致します。
ヴィンテージロレックスとは
ヴィンテージロレックスを語るにはまずはロレックスの歴史を知ることから始まります。
ロレックスは1905年に創立された時計商社から始まっており、現在に至るまで100年以上の歴史を誇るブランドとなりました。
その間に様々なモデルが発売されているわけですが、2022年現在で1980年頃までのロレックスのモデルを「ヴィンテージロレックス」と呼称することが多いです。
基本的にはリファレンスナンバーが4,5桁のモデルが該当しています。
これらの時計は少なくとも現在に至るまで40年以上は存在している個体です。
その為、当時の独特なデザインのものや日焼けがあることが多く現行品とはまた違った魅力があります。
またヴィンテージロレックスは、1980年頃までのモデル群を指すため数があまりにも膨大で人と被りにくいのが特徴です。
価格も現行品と比べて安価に買えることも多々あります。
代表的なヴィンテージロレックス
そんなヴィンテージロレックスの中で筆者がオススメするモデルを3つご紹介致します。
ヴィンテージロレックスの代表的なモデル①:デイトナ Ref.6239
出典:evance
やはりヴィンテージロレックスを語るには外せないのがこのデイトナ ポールニューマンでしょう。
ヴィンテージロレックスの中で有名かつ高額といえばこのポールニューマンを思い浮かべる方も多いはず。
アメリカの俳優であるポール・ニューマンが愛用していた時計かつエキゾチックダイヤルを搭載しているデイトナは別格と言われています。
2017年には本人が着用していたモデルが20億程で落札されたことが話題となりました。
ヴィンテージロレックスの代表的なモデル②:シードゥエラー Ref.1665
出典:corleone
このシードゥエラーは通称「赤シード」と呼ばれるモデル群です。
「ダブルレッド」とも呼ばれるこのシードゥエラーは、現行のモデルにはない「SUBMARINER 2000」という表記がなされており、表記がどちらも赤文字で記してあることからダブルレッドまたは赤シードと呼ばれるに至りました。
現行モデルとは明らかに違った特徴を持つヴィンテージロレックスの魅力を存分に味わえるモデルになっています。
ヴィンテージロレックスの代表的なモデル③:GMTマスター Ref.1675
出典:awe-some
ヴィンテージロレックスの大人気モデルであるGMTマスター Ref.1675。
赤青のモデルは通称「ペプシ」と呼ばれています。
現行品のプロフェッショナルモデルでも大変人気なGMTマスターⅡと似た感覚で着用できます。
また当時は人気が出なかったものの、後々評価が上がった為安価で手に入りやすい事も人気の一因としてあげられるでしょう。
ヴィンテージロレックス:最後に
以上、ヴィンテージロレックスの解説と代表的なモデルのご紹介でした。
ヴィンテージロレックスは安価で手に入るものから、ポールニューマンのような超高額モデル等独特な市場が形成されている面白い世界です。
また、現行品とは違った楽しみ方・個性があります。
是非一度並行店にヴィンテージロレックスを見に行って見てはいかがでしょうか。