メディアでも特集されるほどの加熱ぶりを見せる人気時計メーカー、ロレックス(ROLEX)。
今回はそんなロレックスが誇る人気のプロフェッショナルモデルである「GMTマスターⅡ」、について解説していきます。
GMTマスターⅡ
GMTマスターⅡ誕生
「GMTマスター」は1954年に誕生した、「空」をテーマにした時計です。
時代背景的には大型民間旅客機が栄え始める頃で、国際線のパイロットといった職業が脚光を浴び始めた時期でもありました。
そんな国際線パイロットの悩みは「時差」と言えるでしょう。
自分の普段の生活圏である国と、到着先の時差で腕時計を一々直さなければいけないという手間がかかりました。
そこでロレックス社は「GMTマスター」を開発。
GMTとはGreenwich Mean Timeの略で、グリニッジ天文台を基準とした標準時間を表します。
回転式ベゼル搭載したこのGMTマスターは、ベゼルを回転させるだけで自国と現在地という2つのタイムゾーンの表示を可能にしました。
パンアメリカン航空の正式採用ウォッチとなり、確固たる地位を築きました。
そんなGMTマスターですが、1983年にアップデートを加えた「GMTマスターⅡ」をリリース。
GMTマスターは廃盤となっており、現在はGMTマスターⅡのみが店頭に並ぶことになります。
GMTマスターⅡの人気
「空」を象徴するGMTマスターⅡですが、現行モデル含め人気のプロフェッショナルモデルになっています。
機能面は勿論ですが、ベゼルのカラーリングが多く存在するモデルとして知られています。
特徴的なツートンカラーで、カラーリングによっては「愛称」があるものも。
GMTマスターⅡの中でも、自分の好みのカラーリングを選べるので個性が出やすい時計です。
現行のプロフェッショナルモデルの中でも高い人気を誇るモデルです。
有名人のGMTマスターⅡ着用
GMTマスターⅡは世界的にも人気の時計で、数多くの愛好家が存在します。
テニスのロジャー・フェデラーやサッカー選手のルカ・モドリッチ選手も愛用。
日本ではケンドーコバヤシや、宮川大輔が愛用していることでも有名です。
GMTマスターⅡの現行モデル一覧
魅力的なGMTマスターⅡですが、現行のモデルは以下のようになっています。
GMTマスターⅡ 126710BLNR
出典:Rolex
・定価 1,020,800円
青と黒の落ち着いたカラーが魅力的な126710BLNR。
通称「バットマン」と呼ばれる個体です。
ジュビリーブレスを使用しており、とても高級感あふれるモデルになっています。
GMTマスターⅡ 126710BLRO
出典:Rolex
・定価 1,020,800円
青と赤の組み合わせ、GMTマスター定番のカラーリングです。
通称は「ペプシ」と呼ばれており、これも大人気のモデルです。
こちらも、バットマン同様にジュビリーブレスを搭載しています。
GMTマスターⅡ 126711CHNR
出典:Rolex
・定価 1,565,300円
オイスタースチールとエバーローズゴールドのコンビモデルである、126711CHNR。
愛称は「ルートビア」や「カフェオレ」と人によって呼び方が違ったりする個体です。
コンビモデルであるため、他の前述した2種とは異なった魅力があります。
GMTマスターⅡ 126715CHNR
出典:Rolex
・定価 4,050,200円
金無垢のGMTマスターⅡ、126715CHNR。
エバーローズゴールドと、ベゼルのカフェオレカラーの相性が最高なモデル。
金無垢なので中々なお値段ですが、注目度抜群のモデルです。
GMTマスターⅡ まとめ
以上、ロレックスの人気モデル「GMTマスターⅡ」について解説していきました。
初心者の方向けの記事になりましたが、少しでもお役に立てれば幸いです。
なお、本記事にて紹介している「愛称」はあくまで「愛称」であり、基本的にはモデルとリファレンスナンバーで呼称するのが良いとされているので注意しましょう。
当サイトではデイトナや、プロフェッショナルモデルについての記事を執筆しております。
今後もロレックスの記事を執筆予定ですので、定期的に覗いてみてください。