1999年より発売され、全世界で愛されるカードゲーム遊戯王OCG(オフィシャルカードゲーム)。
トレーディングカードゲームですが、対戦も可能なゲームで大型大会を幾度と無く開催してきました。
そんな遊戯王OCGの大型大会の目玉といえば、配布プロモーションカード。
その年、最も強かったプレイヤー達に送られたカードは世界で数枚しか存在しない幻のレアカードばかり。
今回は2015年開催の世界大会から2019年までに開催された5年分の世界大会入賞者に配布された超レアカードをご紹介します。
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目次
- ■2015年8月15日-16日 Yu-Gi-Oh! World Championship 2015
- ■2016年8月20日-21日 Yu-Gi-Oh! World Championship 2016
- ■2017年8月12日-13日 Yu-Gi-Oh! World Championship 2017
- ■2018年8月4日-5日 Yu-Gi-Oh! World Championship 2018
- ■2019年8月10日-11日 Yu-Gi-Oh! World Championship 2019
- ■さいごに
■2015年8月15日-16日 Yu-Gi-Oh! World Championship 2015
2015年度の開催は2012年度の六本木の開催から3年ぶりに日本の京都で開催されました。
優勝者と3位入賞者は日本人となっており、日本勢の強さを見せてくれました。
景品は
- 優勝者:Kuzunoha, the Onmyojin
- 準優勝者及びベスト4:Sakyo, Swordmaster of the Far East
が配布されました。
日本開催ということもあり、日本モチーフのデザインがされたモンスター2種で優勝商品の「Kuzunoha, the Onmyojin」は特に京都を意識したデザインになっています。
【超希少‼️世界に2枚‼️】
World Championship Series 2015
優勝賞品 2015-EN001
Kuzunoha, the Onmyojin
入荷しました!海外の優勝者に贈呈されたものなので、確実に本物です。
テュールのような流出も一切ないため、本当に貴重です!お値段次第では提供可能ですので、お気軽にご相談下さい。 pic.twitter.com/XYxoeeNwWh
— はっさく- TCG垢 (@saku06s) January 17, 2018
有名なコレクターである「はっさく」さんが1枚取引したことが確認されています。
■2016年8月20日-21日 Yu-Gi-Oh! World Championship 2016
2016年度の世界大会は、アメリカのフロリダにて行われました。
この年も前年と同じく優勝者と3位入賞者は日本人でした。
優勝者のデッキはブルーアイズデッキで、遊戯王のシンボリックなモンスターである「青眼の白龍」が文字通り世界の頂点に立った思い出深い年となりました。
景品は
- 優勝者:Juno, the Celestial Goddess
- 準優勝者及びベスト4:Shelga, the Tri-Warlord
でした。
優勝者のプロモは同地にて発射された木星探査機が由来とされています。
また準優勝者及びベスト4のモチーフはバミューダトライアングルがモチーフとされており、豪華客船をはじめとした港があることでも世界でも有名な「マイアミビーチ」がある同地になぞらえたモンスター群となっています。
優勝プロモであるJuno, the Celestial Goddessは、これまた有名コレクターのはっさくさんが入手報告をアップしています。
【✨世界に2枚の天空の女神✨】
World Championship Series 2016
優勝賞品
Juno, the Celestial Goddess
入手!!!ずっっっと欲しかった夢のカード!!
語彙を失うレベルの美しさ…!
マジ最高!!!
世界で一番輝く入賞カードかも!?珍しく、クリスタルから取り出せる仕様なのも高ポイント✨ pic.twitter.com/hHQ18QISkj
— はっさく- TCG垢 (@saku06s) January 26, 2019
■2017年8月12日-13日 Yu-Gi-Oh! World Championship 2017
2017年度の開催は日本の東京での開催となりました。
従来通りであれば世界大会は3年スパンで日本で開催するスケジュールが組まれており、実際にこの年はイギリスのロンドンでの開催を予定したそうです。
しかし、同年3月22日にロンドンでテロ事件が発生。
さらに同年5月22日に歌手のアリアナ・グランデが開催したコンサート後にもテロ事件が発生。
同じく同年6月3日にまたもやロンドンで起こっており、短期間で計5件のテロ事件が発生したことから東京での開催に急遽変更となりました。
景品は
- 優勝者:Sanctity of Dragon
- 準優勝者及びベスト4:Iron Knight of Revolution
が配布されました。
元々の開催予定地のイギリスをモチーフとした2枚となります。
優勝者はまたもや日本人で、日本人が3連覇したことになります。
2017年開催直後に大手カードショップBIGWEBにて販売情報が流れています。
【遊戯王】
な!ななな何と!!
今回の世界大会の優勝プロモ【Sanctity of Dragon】が当店に入荷いたしました!!!!!!
世界に3枚のみしか存在しない超貴重品!!
初のリンクモンスターの世界大会プロモ!!
BIG MAGIC秋葉原店にて展示・販売中でございます!!! pic.twitter.com/Y0J7CnxzhV— BIGMAGIC秋葉原店 (@bigmagicakb) August 17, 2017
当時の販売価格は198万円だったとのことですが、クリスタル入りのカードとしては現状の値段を見ると破格でしょう。
2024年現在であれば1000万円は確実に超えそうな逸品です。
■2018年8月4日-5日 Yu-Gi-Oh! World Championship 2018
2018年度の開催は前年に引き続き日本で行われました。
本来の開催スパンである3年周期に則った開催地となります。
優勝者は台湾の選手で景品が
- 優勝者:Noritoshi in Darkest Rainment
- 準優勝者及びベスト4:Amatsu-Okami of the Divine Peaks
となります。
日本モチーフのモンスターかつ、2012年同様初代エースモンスターの「ブラック・マジシャン」と「青眼の白龍」がモチーフでしょう。
勘違いされがちですが、魔術師の方が優勝景品で、龍の方はベスト4景品となります。
2018年に秋葉原のフルコンプさんで販売されていたそうです。
出典:フルコンプ
280万円ということですが、青眼モチーフということもあり現在であれば1000万円は超えそうなカードとなっています。
■2019年8月10日-11日 Yu-Gi-Oh! World Championship 2019
2019年に開催された世界大会はドイツのベルリンにて行われました。
2024年現在、日本以外で開催された最後の世界大会です。
この年はまたしても日本人選手が優勝しており、景品が
- 優勝者:Kaiser Eagle, the Heavens’ Mandate
- 準優勝者及びベスト4:Skyfaring Castle of the Black Forest
となります。
どちらもドイツモチーフのカードとなっており、特に優勝景品のKaiser Eagle, the Heavens’ Mandateはドイツ国章をモチーフとしているとされています。
クリスタル入りに関してはmagiにて販売形跡がありますが取引がなされておらず、出品者との連絡も取れないことから現状不明です。
出典:magi
なおこの年のカードも近年の世界大会プロモにしては珍しく流出が起こってるようで
出典:tokyo-tg
上記のようにクリスタル無しの本物がいくつかあります。上記は引用リンク先にて368万円にて販売中です。
■さいごに
ここまで2015年〜2019年の世界大会にて配布された超レアカードに関して解説してきました。
2024年現在まで世界大会は続いており、まだまだレアなカードは沢山ありますので次回以降に解説していきます。
※次回以降は下記記事にて
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