1999年より発売され、全世界で愛されるカードゲーム遊戯王OCG(オフィシャルカードゲーム)。
トレーディングカードゲームですが、対戦も可能なゲームで大型大会を幾度と無く開催してきました。
そんな遊戯王OCGの大型大会の目玉といえば、配布プロモーションカード。
その年、最も強かったプレイヤー達に送られたカードは世界で数枚しか存在しない幻のレアカードばかり。
今回は2004年開催の世界大会から2009年までに開催された世界大会入賞者に配布された超レアカードをご紹介します。
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目次
- ■2004年7月25日 Yu-Gi-Oh! World Championship 2004
- ■2005年8月6日-7日 World Championship Series 2005
- ■2006年8月5日-6日 Yu-Gi-Oh! World Championship 2006
- ■2007年7月28日-29日 Yu-Gi-Oh! World Championship 2007
- ■2008年8月9日-10日 Yu-Gi-Oh! World Championship 2008
- ■2009年8月8日-9日 Yu-Gi-Oh! World Championship 2009
- ■さいごに
■2004年7月25日 Yu-Gi-Oh! World Championship 2004
2003年8月10日より遊戯王の大型大会は世界大会へと形を変えて、毎年行われるようになりました。
2004年は米国ロサンゼルスでの開催となります。
2003年度までの配布カードには法則性はほとんどありませんでしたが、この年から本格的に統一されていくこととなります。
2004年からはその年の優勝者及び入賞者にはオリジナルの英語表記のカードが配布されることとなりました。
2004年のYu-Gi-Oh! World Championship 2004では
- 優勝者:Ulevo
- 準優勝者:Meteo the Matchless
が配布されました。
この年の優勝者は日本人だったとのことですが、現在各カードの所在は不明です。
準優勝者カードのMeteo the Matchlessに関してはヤフオクにて2006年に60万円で落札されたそうです。
現在の価値で考えると恐ろしい程の安値です・・・
この辺りのカードは流出品も少なく殆ど市場で見ることがありません。
■2005年8月6日-7日 World Championship Series 2005
2005年度の世界大会は日本の有明で行われました。
この年から2日制になったようです。
景品は
- 優勝者:King of Destruction – Xexex
- 準優勝者:Queen of Fate – Eternia
が配布されました。この年の優勝者はギリシャのプレイヤーだったそうです。
King of Destruction – Xexexに関しては、2007年にヤフオクで出品された記録があるようで、88万円で落札されたようです。
前述のカードとは違い優勝者カードなので、2024年現在では数千万円は間違いなくしそうな逸品ですね・・・
■2006年8月5日-6日 Yu-Gi-Oh! World Championship 2006
日本の秋葉原で開催された2006年の世界大会、Yu-Gi-Oh! World Championship 2006。
この年の優勝者はイタリアのプレイヤーで景品は
- 優勝者:Testament of the Arcane Lords
- 準優勝者:Armament of the Lethal Lords
が配布されました。
■2007年7月28日-29日 Yu-Gi-Oh! World Championship 2007
2007年はアメリカのサンディエゴにて世界大会が開催されました。
この年より、前年度の優勝者景品のレプリカの配布が参加者に配られるようになり、レプリカとはいえど入手手段が増えることとなります。
優勝者はチリのプレイヤーで景品は
- 優勝者:Chimaera, the Master of Beasts
- 準優勝者:Emperor of Lightning
でした。
2008年に準優勝景品であるEmperor of Lightningがヤフオクで出品されたそうですがその後の行方はわかっていません。
■2008年8月9日-10日 Yu-Gi-Oh! World Championship 2008
2008年度の世界大会は、アメリカ及び日本以外の国で初めて行われた年です。
この年はドイツのベルリンにて行われました。
優勝者は日本のプレイヤーで景品は
- 優勝者:Tyr, the Vanquishing Warlord
- 準優勝者:Lorelei, the Symphonic Arsenal
が配布されました。
「Lorelei, the Symphonic Arsenal」はヤフオクでの売買履歴があり、日本国内に存在していたことが確認されています。
また、Lorelei, the Symphonic Arsenalは2018年にヤフオクにて贋作を販売した人が商標法違反で逮捕されるという事件が起こっています。
出典:fortecard
■2009年8月8日-9日 Yu-Gi-Oh! World Championship 2009
2009年の大会は2006年以来3年ぶりの東京秋葉原での開催となりました。
優勝はシンガポールのプレイヤーで景品は
- 優勝者:Aggiba, the Malevolent Sh’nn S’yo
- 準優勝者:Skuna, the Leonine Rakan
が配布されました。
優勝景品のAggiba, the Malevolent Sh’nn S’yoに関してはヤフオクでの取引があったそうですが、現在の所持者は不明です。
落札価格は200万円前後だったそうで、2024年現在でしたら数千万円はいきそうな価値です。
■さいごに
ここまで世界大会でオリジナルカードを配られるようになってから、2010年より前の世界大会配布カードをご紹介してきました。
2024年現在まで世界大会は続いており、まだまだレアなカードは沢山ありますので次回以降に解説していきます。
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