数多くの有名ブランドとのコラボを毎シーズン行うシュプリーム(Supreme)。
中でもアウトドアブランドの雄ノースフェイス(The North Face)とのコラボは、実施のたびに大きな注目が集まっています。
不定期に実施されているストーンアイランドとのコラボですが、実は2007年の第1回から40回以上も実施。
本記事ではそんなシュプリーム×ノースフェイスの歴代コラボコレクションを発売順に総まとめ!
ぜひ最後までご覧ください。
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目次
- ■The North Faceとはどんなブランド?
- ■第1回:2007年2月
- ■第2回:2008年2月
- ■第3回:2008年12月
- ■第4回:2010年3月
- ■第5回:2010年12月
- ■第6回:2011年4月
- ■第7回:2011年11月
- ■第8回:2012年4月
- ■第9回:2012年10月
- ■第10回:2013年4月
- ■第11回:2013年11月
- ■第12回:2014年4月
- ■第13回:2014年11月
- ■第14回:2015年4月
- ■第15回:2015年11月
- ■第16回:2016年4月
- ■第17回:2016年5月
- ■第18回:2016年11月
- ■第19回:2017年3月
- ■第20回:2017年10月
- ■第21回:2017年11月
- ■第22回:2018年4月
- ■第23回:2018年6月
- ■第24回:2018年10月
- ■第25回:2018年11月
- ■第26回:2019年3月
- ■第27回:2019年10月
- ■第28回:2019年12月
- ■第29回:2020年3月
- ■第30回:2020年5月
- ■第31回:2020年10月
- ■第32回:2020年12月
- ■第33回:2021年3月
- ■第34回:2021年5月
- ■第35回:2021年10月
- ■第36回:2021年12月
- ■第37回:2022年3月
- ■第38回:2022年6月
- ■第39回:2022年10月
- ■第40回:2022年11月
- ■第41回:2023年3月
- ■第42回:2023年12月
- ■第43回:2024年3月
- ■さいごに
■The North Faceとはどんなブランド?
出典:shelflife
ノースフェイス(The North Face)は1968年にサンフランシスコにて誕生したブランド。
冒険家でもあったダグラス・トンプキンス(Douglas Tompkins)が妻スージー・トンプキンス(Susie Tompkins)と共に立ち上げ、一号店のオープン時はまだ無名だったグレイトフル・デッドが店内ライブを開催。
入り口にはガードマンとしてヘルズエンジェルスのメンバーを雇っていたというから驚きです。
その後立ち上げ2年でダグラスは友人ケネス・ハップ・クロップ(Kenneth ‘Hap’ Klopp)に事業を譲り、冒険の道に戻ります。
出典:gearjunkie
ノースフェイスはケネスの元で次々と革新的なアイテムを製作。
現在では広く普及しているドーム型テントやゴアテックスを使用したジャケットなどを作ったことで一流アウトドアブランドとしてその地位を築き上げました。
90年代にはヒップホップシーンからの熱視線も相まって日常のウェアとしても人気に。
シュプリームとのコラボもこうした文脈からスタートしたのでしょう。
■第1回:2007年2月
記念すべきシュプリームとノースフェイスの初コラボレーションは2007年2月に実施。
サミットシリーズのジャケットが2色展開でリリースされました。
■第2回:2008年2月
シュプリームとノースフェイスの第2回コラボでは、夕焼けに光るニューヨーク公共図書館と付近の街並みを描いたサミットシリーズのパーカーと、それをモノクロに塗りつぶしたカラーの2アイテムが発売されました。
■第3回:2008年12月
第3回コラボでは、ポーラテックフリースを使ったデナリジャケットを3色展開で発売しました。
■第4回:2010年3月
前回コラボから1年空けた2010年、撥水に長けたプルオーバーを迷彩柄含め3色展開でリリースしました。
■第5回:2010年12月
第5回のコレクションから単品アイテムのみならず、バッグやアクセサリー類も登場。
ちなみに年に複数回コラボを欠かさず行うようになったのもこの年からです。
■第6回:2011年4月
ウィンドブレーカーや寝袋、ハットが登場した第6回ノースフェイス×シュプリームコラボ。
格子柄模様は黒を選んでもうっすら入っておりスタイリッシュ。
■第7回:2011年11月
ノースフェイスの大人気アイテム、ヌプシジャケットに初めてフィーチャーした第7回コラボ。アニマル柄が目を惹くデザインです。
■第8回:2012年4月
隠れた人気を誇る2012年4月第8回コラボ。地図をモノクロにプリントしたベンチャージャケットは、今着ても色褪せない美しさがあります。
■第9回:2012年10月
第9回シュプ×ノースでは、マウンテンシェルジャケットを撥水コーデュロイで仕上げた渋いアイテムがリリースされました。
■第10回:2013年4月
記念すべき第10回コラボでは、マウンテンパーカーにリフレクティブ素材を織り込んだアイテムをリリースしました。
■第11回:2013年11月
前回のヌプシジャケットに続き、動物の体毛を思わせるデザインでリリース。
この辺りのセンスはコラボならではという雰囲気を感じさせます。
■第12回:2014年4月
コーチジャケットに世界地図を組み込んだアイテムが第12回コラボで登場。ノースフェイスのロゴの下には日本を含む6つの国の国旗が入っています。
■第13回:2014年11月
歴代コラボの中でも屈指の人気を誇る、ペイズリー柄のマウンテンパーカーがリリースされたのがこの第13回コラボです。
■第14回:2015年4月
Windstopper素材を含む3層からなるデニム生地を使ったアイテム群が登場。
合わせてコーチジャケットもリリースされました。
■第15回:2015年11月
アイテムに活動家マルコムXのスピーチの一部「Our objective is complete freedom, justice and equality by any means necessary.(我々の目的は、いかなる手段をとろうとも、完全な自由・正義・平等を確立することだ。)」をシュプリームおなじみのフォントで並べたアイテムが発売。
■第16回:2016年4月
直近13~15回のアイテム群の人気が高く、現在ではあまり見かけることのない第16回コラボ。
Steep Techを使った玄人向けのアイテムが目立つコレクションとなりました。
■第17回:2016年5月
なんと前回コラボの翌月にもう一度コラボレーションを実施。
一部アイテムの用意が間に合わなかったようにも思えますが、第16回/第17回共にルックやプレスリリースをわざわざ作っているあたりそういうわけでも無さそう。謎が深まる…
■第18回:2016年11月
定番のヌプシジャケットを含むアイテムに落ち葉柄をプリントしたアイテムがリリースされました。
■第19回:2017年3月
17回目のコラボレーションでは、プルオーバーやパンツ、フリースなどがスタンバイ。
アメリカ国旗が目立つデザインは、国の観測隊のウェアを思わせます。
■第20回:2017年10月
ダッフルやデイパック、グローブなどをレザー素材で作ったアイテムが登場。
これまでにデニム素材などで遊んできたシュプリームとノースフェイスのコラボですが、これ以降本家ノースならば絶対にやらないであろう(ある意味機能性を犠牲にした)アイテムをたびたび登場させるようになります。
■第21回:2017年11月
前回から1ヶ月を待たずに実施した21回目のシュプリーム×ノースフェイスは、同コラボを代表する名作となりました。
雪混じる鮮やかな山脈をプリントしたバルトロジャケットやマウンテンパーカーは、現在でも高い人気を誇っています。
■第22回:2018年4月
2018年4月に実施されたコラボでは、ゴールド、シルバー、ピンクゴールドでメタリックな色味のアイテム群が登場。
シルバーのものなどは意外と使い勝手が良く、筆者も愛用しています。
■第23回:2018年6月
スネークスキン柄のコーチジャケットやバックパック、テントなどが登場。
発売時期を気にしないシュプリームとしては珍しく、春や秋に着用できそうなアイテムとなっていました。
■第24回:2018年10月
マウンテンパーカーやウェストバッグなどを4色展開のレザーで仕上げたコレクションが登場。
隠れたファンも多く、ショルダーバッグなどは現在でもたまに使っている人を見かけます。
■第25回:2018年11月
それぞれのアイテムの連結/連携に特化したエクスペディションシステムを組み込んだアイテム群がリリースされました。
■第26回:2019年3月
マウンテンパーカーやデナリジャケットがリリースされた2019年3月のコラボコレクション。シュプリームの定番であるアーチロゴを大きく使ったアイテムが人気を集めました。
■第27回:2019年10月
バルトロジャケットやマウンテンジャケットに自由の女神像のアートワークを差し込んだアイテムがリリース。
Tシャツやフーディー類も良デザイン…
■第28回:2019年12月
久々にアイテム数をグッと絞ったコレクション。
くしゃくしゃの紙のようなデザインのヌプシジャケットがリリースされました。
■第29回:2020年3月
第29回コラボではRTG系のアイテムが初めて登場。
「Remote Terrain Gear」の頭文字から取られたこれらのアイテム群は山深い過酷な環境での滑走をサポートするコレクションです。
■第30回:2020年5月
第30回コレクションではカーゴ系のコレクションがリリース。
草の根慈善活動のチャリティTシャツも発売されました。
■第31回:2020年10月
サミットシリーズのヒマラヤンパーカーやマウンテンジャケットなどがリリース。
大きなSロゴが目を惹くデザインでした。
■第32回:2020年12月
毎回その独特なデザインが話題を呼ぶヌプシジャケット。
2020年12月の32回コレクションではフェイクファーで作った起毛性のあるデザインがリリースされました。
■第33回:2021年3月
第33回コラボではオールドスクールな柄のヌプシやマウンテンライトジャケットがリリース。
合わせて切り立った氷壁をクライミングする人を切り取ったフーディーが目を引きます。
■第34回:2021年5月
2021年2発目のシュプリーム×ノースフェイスコラボでは、そこかしこにテーピングを施したシェルジャケットやコーチジャケットがスタンバイ。
顔料加工チックなスウェット系アイテムもリリースされました。
■第35回:2021年10月
700-FillダウンパーカーやSteep Tech ジャケット、フリースなどがリリース。
アイテム全体に散りばめられた大小様々なSUPREMEの文字が目を引くデザインでした。
■第36回:2021年12月
個人的にかなり好きなのが本コラボのデザイン。
ヌプシやフリース、マウンテンジャケットがブリーチデニムのような美しいデザインで作られています。
■第37回:2022年3月
バルトロジャケットやマウンテンプロジャケットをリリースした2022年1発目のコレクション。
反射素材で作られた十字にSUPREMEの文字が少しクドかったかも…
■第38回:2022年6月
ボタニカル柄が鮮やかなコンバーチブルジャケットやS/Sシャツが登場。
ジャケットやパンツは袖を取り外し可能で色々な着こなしができそう。
■第39回:2022年10月
プロテクターのついたSteep Techのジャケットや、光沢感のある700-Fillダウンパーカーがリリース。
ダウンパーカーの方は色によってはゴキ○リダウンなんて不名誉なあだ名でよばれていたりいなかったり…
■第40回:2022年11月
800-Fillのハーフジッププルオーバーやシェルジャケットが登場。
Gショックとのトリプルコラボも大きな話題となりました。
■第41回:2023年3月
2023年1発目のコラボではトロンプルイユ(騙し絵)デザインを組み込んだヌプシジャケットやシェルジャケットがリリース。
色味の良いフワフワしたフリース系アイテムや、袖部分の取り外し可能なスウェット類も発売されました。
■第42回:2023年12月
スエード素材を使ったアイテム群が目立っていましたが、なんと直前になってこれらスエード系のものは国内では発売しないことに。
Newsにてアイテムのルックが公開された時点で「韓国での発売は無し」といった表記もあり不穏な気配はしていたものの、コラボの大半を占めるスエード系アイテムが全て発売されないという前代未聞のコレクションとなりました。
■第43回:2024年3月
アニバーサリーイヤーとなる2024年SSシーズン1発目のコラボでは、ヌプシジャケットやシェルジャケットがスタンバイ。
なんと後身頃にジップがつけられ、中央から2つに完全に分離できるデザインになっていました。
ミニチュアサイズのヌプシを着たテディベアも同時発売されます。
■さいごに
今回の記事では、シュプリームのコラボレーションの定番、ノースフェイスコラボを発売順に紹介致しました。
シュプリームはジャンルを問わない様々なブランドとのコラボレーションを毎シーズン実施。
今後のシーズンではどんなコラボレーションを見せてくれるのか、目が離せません。
FashionArchive.comではシュプリーム歴史やあまり知られていないマル秘情報、アーカイブアイテムの紹介など、シュプリーム関連の情報を多数発信中。
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