2021年2月20日に国内スタートしたシュプリーム(Supreme)の2021年SSシーズン。
本ブログでは土曜日の発売に先駆けて、毎週の狙い目アイテムや注目アイテムについて約2,000字から4,000字弱の記事を毎週執筆しております。
普段通り、2021年5月29日のWeek 14の発売に先駆けて編集部の注目する5アイテムをご紹介しますが、今回はそれに加えてノースフェイスとのコラボアイテムを全型発売前レビューします。
ぜひ検討の際の指針として頂けましたら幸いです。
■ノースフェイス(The North Face)とのコラボアイテム
ナイキ(NIKE)と並び、シュプリームと長年数多くのコラボレーションプロダクトをリリースしてきたノースフェイス。
昨年にはノースフェイスを傘下に収めるVFコーポレーションにシュプリームも参画。
そんなこれまで以上の蜜月を誇る両ブランドの今回のコラボレーションプロダクトは“Tape Seam”コレクションと呼ばれる一級品揃い。
ノースフェイスの最上級ライン「サミットシリーズ(SUMMIT SERIES)」を含む全9型がリリース予定です。
■Supreme®/The North Face® Summit Series Outer Tape Seam Shell Jacket
出典:Supreme
出典:Supreme
今回のコラボレーションの中でも大本命とも言えるのがこの防水加工付きのシェルジャケット。
通常のノースフェイスのロゴが左胸に、ノースフェイスの最上級ライン「サミットシリーズ(SUMMIT SERIES)」のパッチが右胸に配置され、右腕にはいつも通りシュプリームとノースフェイスの両ブランドのロゴが取り付けられています。
テーピングを模様の如く張り巡らしていることで、普段のノースフェイスのジャケットとは一風変わった装飾性を生み出しており、争奪戦が予想されます。
全3色展開となっておりますが、中でもカーキ色は即完必至。
店舗入店を逃せば、おそらくbotによって買い占められてしまうことでしょう。
■Supreme®/The North Face® Summit Series Outer Tape Seam Coaches Jacket
出典:Supreme
出典:Supreme
撥水性の高いナイロン製のコーチジャケットがスタンバイ。
テープ加工によるラグジュアリー感はあるものの、硬めのパリッとした高級ナイロンの質感や、通常スナップボタン式であるコーチジャケットとしては珍しいチャック式は少し上級者向けかもしれません。
■Supreme®/The North Face® Summit Series Outer Tape Seam Mountain Pant
出典:Supreme
前述のシェルジャケットやコーチジャケットとセットアップ可能なマウンテンパンツがスタンバイ。
高級感抜群の「サミットシリーズ(SUMMIT SERIES)」とテーピング加工は美しいものの、単体ではいささか使いにくいアイテムという印象。
硬めのナイロン素材となっていることから、かなりジャストサイズの足の長さでなければ、クッションの溜まり具合が少し汚く見えてしまうかもしれません。
■Supreme®/The North Face® Pigment Printed Crewneck
出典:Supreme
通常のシュプリームのクルーネックスウェットではなく、ノースフェイス製の本アイテム。
美しく染め上げたコットンで織り上げ、エンボス加工を施したスウェットと同色のロゴパッチをさりげなく配した本アイテムはまさにマストバイとなっています。
■Supreme®/The North Face® Pigment Printed Pocket Tee
出典:Supreme
ヴィンテージを思わせる美しい染めが特徴的なシュプリームとノースフェイスのTシャツがリリース予定です。
通常のTシャツより少し下めにポケットを取り付けたこのTシャツは、色合いもあいまって上品なのに適度な抜け感が楽しめるオトナなアイテム。
暑くなるこれからの時期にピッタリな1着と言えるでしょう。
■Supreme®/The North Face® Pigment Printed Sweatpant
出典:Supreme
クルーネックスウェットやTシャツ同様、染め加工を施したコットンが特徴的なスウェットパンツが発売されます。
上下で着るとパジャマ感は出るものの、発色や素材感もあってワンマイルウェアとしてはアリかもしれません。
もちろん、単品で使う分には着回し抜群の1着となるでしょう。
■Supreme®/The North Face® Summit Series Outer Tape Seam Camp Cap
出典:Supreme
「サミットシリーズ(SUMMIT SERIES)」の高級感とテーピング加工が美しい、撥水性のキャンプキャップがスタンバイ。
デザインは悪くないものの、ツバが平らで素材感がナイロンとなると、普段使いはなかなか難しそうなアイテムです。
その名の通りキャンプ専用となりそうです。
■Supreme®/The North Face® Summit Series Outer Tape Seam Route Rocket Backpack
出典:Supreme
撥水加工が施されたナイロン製のバックパックがシュプリームとノースフェイスのコラボで発売予定。
ゴテゴテした装飾感も少なく、体の線にフィットしやすいバックパックは日常使いには便利なこと間違いなし。
ただしちょっとロゴが存在感ありすぎかも…
■Supreme®/The North Face® Summit Series Outer Tape Seam Neck Pouch
出典:Supreme
スマホや小銭を収納可能なネックポーチが発売されます。
他の「サミットシリーズ(SUMMIT SERIES)」のアイテム同様3色展開でテーピング加工つき。
水侵入防止機能があれば、お風呂へのスマホ持ち込みなどでも活躍しそうなアイテムです。
■編集部オススメの通常アイテム5種
■Bandana Camp Cap
出典:Supreme
今季のシュプリームのメインテーマのひとつであるバンダナ柄を施したキャンプキャップが発売予定です。
前述のノースフェイス×シュプリームのキャンプキャップとは異なり、ツバに曲がりもあり、風合いも十分普段使いに耐えうるものとなっています。
無地の上下コーディネートにワンポイントとして取り入れるのもアリかもしれません。
■Supreme®/Royal Delft Hand-Painted 190 Bowery Large Plate
出典:Supreme
オランダの伝統的なデルフトブルーの手作り・手描きのプレートが少数生産で発売予定です。
シュプリームのニューヨーク本店をイメージした絵は芸術品のごとき美しさ。
磁器といえば以前発売されたマイセンの天使像は、相当な高額での販売が話題を呼びましたが、今回のプレートはそれをさらに上回る4,198ドルでリリース予定。
前回のようにその場で叩き割って破片を売りつけるインフルエンサーが現れないと良いのですが…
出典:hypb
■Barong Patch S/S Top
出典:Supreme
インドネシアのバリ島に伝わる獅子の姿の聖獣「バロン」にフィーチャーしたTシャツがスタンバイ。
カーキやブラック、ホワイトなどは、金色のバロンの縁取りとマッチし、高級感のある1着として夏に大活躍しそうです。
■Dash’s Wall Sweatpant
出典:Supreme
ニューヨーク出身のアーティスト、ダン・コーレン(Dan Colen)の2004-2006年の作品「Dash’s Wall」が全面にプリントされたスウェットパンツがリリース予定。
上半身を無地のアイテムでまとめれば、装飾感たっぷりなルーズスタイルをオシャレに楽しむことができそうです。
※参考:Dash’s Wall
出典:artsy.net
■Patchwork Ranger Belt
出典:Supreme
久々の登場となったシュプリーム製のベルトは、スネークスキンやワニ皮など、様々なレザーをパッチワークした異色のアイテム。
カラフルなバージョンのものは勿論、オールブラックのものを選ぶとデザインフルながら上品なワンポイントアクセントとして活用できそうです。
■その他発売アイテム
ここまでが編集部のオススメするアイテム!以降はそれ以外で今週発売されるアイテム一覧となります。
■Dash’s Wall Hooded Sweatshirt
出典:Supreme
■Fuck Rayon S/S Shirt
出典:Supreme
■Firecracker Rayon S/S Shirt
出典:Supreme
■Labels Polo
出典:Supreme
■Work Short
出典:Supreme
■Labels Pique Short
出典:Supreme
■Labels 6-Panel
出典:Supreme
■Fuck Skateboards
出典:Supreme
■さいごに
ここまでシュプリームWeek 14のアイテムをご紹介してきましたが、何か狙い目のアイテムは見つかりましたでしょうか?
この記事が店舗入店や土曜日のクリック戦争における指針の一つになったのであれば幸いです。
本ブログでは他にもシュプリームの偽造品ビジネスに関する衝撃の事実や近年起きたシュプリームに関する事件、そしてもちろん歴史やおすすめアイテムなど多岐にわたって解説しております。
ぜひ興味があれば他の記事もご覧いただけましたら幸いです。