有名時計メーカーであるロレックス(ROLEX)。
世界中で愛され、名だたる有名人も愛用する高級時計として知れ渡っていると思います。
当サイトでも入手方法についての記事や、各種モデルについての記事等様々な情報をお届けしてきました。
今回はそんなロレックスの時計を実際に手にし、オーナーになったアナタが直面するであろうロレックスの時計の正規の修理方法である「オーバーホール」について今回は説明していきます。
また記事の後半では筆者が実際にオーバーホールした際のレポートもしていますので是非最後までお読みください!
なおこの記事は2023年6月以前の実践レポートです。最後にも記述していますが、2024年現在は実地での当サービスは終了しており、送付専用窓口にて対応になっています。
ロレックスのオーバーホールとは?
ロレックス初心者にとってはそもそも「オーバーホール」という単語がわからないという方もいらっしゃると思いますので、説明いたしますと所謂「時計のメンテナンス(修理方法)」が「オーバーホール」と呼ばれているものです。
ロレックスの時計はオーバーホールを基本的には数年に一回必要だとされています。
勿論、ロレックスの手巻き時計は半永久的に使えるものの、やはり中の部品や表面のクリスタル等は日常使いする以上、劣化・摩耗していくのは間違いありません。
また、時計のズレが出てしまったりすることも稀にあります。
これらは定期的なメンテナンスである「オーバーホール」をすることで、いつでも新品のような使い心地に修正することがロレックスの時計では可能です。
ロレックスの修理方法:ロレックスのオーバーホールはどこでする?
ではもしアナタがロレックスのオーバーホールをしたいと考えた時にどこに相談するのが良いのでしょうか?
答えは
・オーバーホールを受け付けている「サービスカウンター」付きの正規店
もしくは
・ロレックスサービスセンターに直接依頼電話・送付する
上記の2通りが正規でのオーバーホールです。
筆者が2023年6月以前に日本ロレックスに直接行ってオーバーホールをしてきましたのでレポート致します。
ロレックスの修理方法:ロレックスの時計を実際にオーバーホールしてみた
ロレックスの時計を実際にオーバーホールしてみた:20年前に製造されたロレックスの時計をオーバーホール
筆者の愛用しているエクスプローラーは実は2001年製造のもので、長らく手を加えていませんでした。
※本来であれば数年に一度が推奨されています
特にメンテナンスをせずとも普通に動いており特に気になる点はなかったのですが、リューズを巻いた際の反動がイマイチだなと感じることが多々出てきました。
そこで、日本ロレックスに向かいオーバーホールの見積もりを取ることにしました。
ロレックスの時計を実際にオーバーホールしてみた:日本ロレックスに直行
筆者が行ったのは「日本ロレックス 東京サービスセンター」。
東京駅すぐ近くにあり、丸の内中央口から徒歩で数分といったところでした。流石はロレックス・・・
入ってすぐにガードマンの方がいらっしゃり扉を開けてくれます。
そして受付を済ませてから時計を預かってもらい、部品をみていただくという流れになりました。
私の時計は1時間ほどで見終わるとのことだったので、東京駅を散策して待つことにしました。
ロレックスの時計を実際にオーバーホールしてみた:見積もり
1時間後戻ると、時計を見てくださった方がお見積書とどの部品をメンテナンスする必要があるかを丁寧に教えてくださりました。
筆者の時計の場合だと、
- リューズの劣化が見られる
- クリスタルに欠けがある
状態だと伝えられました。
リューズの交換は間違いなく必要でありましたが、クリスタルの交換は必須ではないと説明を受けました。
ただしオーバーホール時のクリスタル交換と、クリスタル交換を単体で行う場合とで費用が違うということを教えてくださり、折角オーバーホールするなら全部やってしまえということでオプションではありましたがお願いすることにしました。
他にも中の器械の経年劣化は見られるとのことだったの全てお任せしました。
見積もりの段階での金額は総額で9万円ちょっとでした。
オーバーホールの内容が確定したところで、期間は1-2ヶ月かかるというお話でした。
終わり次第、電話をかけてくれるとのことだったのでそのまま時計は日本ロレックスに預けていくことに。
お金の精算は引き渡し時に行われるとのことだったので、そのままその日は帰宅しました。
ロレックスの時計を実際にオーバーホールしてみた:オーバーホール後
その後、1ヶ月と少し経った頃にオーバーホールが終わったと筆者の携帯に連絡が入りました。
早速伺って精算をしたのですが、オーバーホールされた時計はピカピカの状態になっていて本当に新品のようでびっくりしました。
また、筆者はオーバーホールに預ける際に着けて行った時計をそのまま預けたので、返却時には専用のケースに入って帰ってきました。
気になっていたリューズの反動はしっかりと治っており、これからまた数年愛用できる状態になってきて非常に満足でした。
2023年6月にロレックスサービスセンター東京(丸の内)が営業終了
今回レポートしたロレックスサービスセンター東京(丸の内)ですが、残念ながら2023年6月に営業終了をしています。
2024年1月現在、関東圏でオーバーホール等を行う場合は、ロレックスサービスセンター東京(東陽町)に送付することでオーバーホール含めたアフターサービスを受けることができます。
窓口の営業時間は平日の10時〜17時で、来社窓口はないので電話での対応になります。
ロレックスのオーバーホール:まとめ
以上がロレックスのオーバーホールと、実際にオーバーホールした際のレポートになります。
まとめますと
・場所は日本ロレックスでそのまま預けて帰れた
・費用は筆者の場合9万円位だった(クリスタルオプションが11000円)
・オーバーホール後の時計はまるで新品のようになって帰ってきた
しっかりとした説明と納得感のある対応で、非常に満足なオーバーホールでした。
今後ロレックスの時計のオーナーとしてオーバーホールをやろうか悩んでいる方へ、費用感含め参考になれば幸いです。