メディアでも特集されるほどの加熱ぶりを見せる人気時計メーカー、ロレックス(ROLEX)。
今回はそんなロレックスが誇る人気のプロフェッショナルモデルである「ヨットマスター」について解説していきます。
ヨットマスター
ヨットマスターの誕生
ヨットマスターは1992年と比較的近年に誕生したプロフェッショナルモデルです。
当初は「ヨットマスター」の名が示す通りヨットやクルーザーのオーナーを対象としたモデルであり、ラグジュアリー感あるデザインでの誕生となりました。
その為、モデルは全てゴールドの素材で作られており、煌びやか「すぎる」ものを敬遠しがちな日本ではあまり売れなかったそうです。
そんなヨットマスターですが、1999年にはステンレスモデルが発売。
ヨットマスターのみに存在する「ロレジウム」素材を使用したことも相まり、人気のモデルとなりました。
現在のヨットマスターは2019年にモデルチェンジした物です。
ステンレスモデルの現在の配色はダークロレジウムと呼ばれる独特な「ロレジウム」素材の独特なシルバーがかったグレーと青文字盤、エバーローズゴールドとのコンビモデルの黒文字盤が主にあります。
また、2023年現在ではロレックスの全モデルの中でも3種類(他はデイトナ・スカイドゥエラー)にしか存在しないオイスターフレックスが存在するモデルということからも、やはりラグジュアリー路線は続いているということがわかります。
ヨットマスターのデザイン
ロレックスのヨットマスターは、洗練されたデザインと卓越した機能性が融合された優雅な時計の代表例です。
その独自のスタイルは、船舶競技の世界にインスパイアされたデザイン要素と、ロレックス独自のモダンで堅牢な特徴から成り立っていると言っていいでしょう。
ダイアル
ヨットマスターのダイアルは、印象的な視認性とシンプルな美しさを同時に追求したデザインが特徴です。
一般的には、明瞭で読みやすいアラビア数字のインデックスが採用され、夜間でも時間が確認しやすい構造となっています。
また、光沢のあるハンドやマーカーが、陽光の中で輝くようなエレガンスさを演出しています。
ケースとベゼル
ヨットマスターのケースは堅牢で耐久性のあるステンレススチールやエバーローズゴールドなどの素材で作られています。
独特の形状は船舶の船体をイメージさせ、腕にしっかりとフィットするよう計算されているフォルムです。
ベゼルには回転ベゼルを採用しており、ヨットレースなどの計測に活用できるよう工夫されているのが特徴的です。
防水性と耐久性
船舶競技において時計が水や塩分、外部の要因にさらされることは避けられません。
ヨットマスターは、ロレックスならではの高い防水性と耐久性を誇ります。
これにより、ヨットのデッキでの使用はもちろん、日常生活でも安心して着用できる信頼性が提供されているのは間違いありません。
ヨットマスターの人気
ヨットマスターの人気の一つとして挙げられるのは、やはり代名詞とも言える「ロレジウム」の存在です。
ロレジウムとはプラチナとステンレススチールのコンビで、ロレックスの全モデルの中でもヨットマスターのみに存在する素材です。
独特なシルバーがかった配色で、ヨットやクルーザーオーナー向けのマリンウォッチではありますが、一際存在感を放つこのモデルは愛用者も多いです。
有名人のヨットマスター着用
そんなヨットマスターですが、もちろん有名人でもヨットマスター愛用者が多数います。
芸能人の世界のナベアツ、野球監督の稲葉篤紀、お騒がせな世界的俳優チャーリー・シーン等が愛用しています。
ヨットマスターの現行モデル一覧
そんな魅力的なヨットマスターですが、現行のステンレスモデルは以下のようになっています。
ヨットマスター Ref.126622
出典:ROLEX
ヨットマスター40として発売されているRef.126622。
本記事でも何回もご紹介している「ダークロレジウム」というのはこちらのモデルを指します。
同じモデルで文字盤のみ青いものもあり、こちらはマリンウォッチの主張がメインかつビジネスシーンなどでも気軽に使用できるモデルになっています。
ヨットマスターまとめ
以上、ロレックスの人気モデル「ヨットマスター」について解説していきました。
初心者の方向けの記事になりましたが、少しでもお役に立てれば幸いです。
当サイトではデイトナや、プロフェッショナルモデルについての記事を執筆しております。
今後もロレックスの記事を執筆予定ですので、定期的に覗いてみてください。