【初心者向け】ロレックスの人気モデル「オイスターパーペチュアル」って何？！近年人気沸騰中のエントリーモデル？！

メディアでも特集されるほどの加熱ぶりを見せる人気時計メーカー、ロレックス（ROLEX)。
今回はそんなロレックスが誇る人気のモデルである「オイスターパーペチュアル」通称「オイパペ」について解説していきます。

オイスターパーペチュアル

オイスターパーペチュアルの誕生

1926年、ロレックスは世界初の防水時計「オイスター」を開発しました。
その後、1933年頃この「オイスター」の直系の後継機として誕生したのが「オイスターパーペチュアル」と言われています。

ロレックスの３大発明と言われている

オイスターケース（防水性）
パーペチュアル機能（自動巻機構）
デイトジャスト（日付）

のうち、2つの機能の名を有する通り防水性を備え、自動巻機構が着いたベーシックかつ高度な時計として話題を呼びました。

オイスターパーペチュアルの人気

オイスターパーペチュアルは長らくロレックスの中では比較的安価、かつシンプルな時計であったことからエントリーモデルとして支持されてきた時計です。
「入門」とよく雑誌などでは書かれていますが、近年その様相が異なってきていると筆者は感じています。

転機は2020年の新作発表の時です。
2020年のロレックス新作モデル発表時、ロレックスはなんと従来のオイスターパーペチュアルに41mmのケース径での登場に加え、新色であるターコイズブルーやキャンディピンク等のビビットカラーの追加を発表しました。
このビビットカラーは31,36,41mmのオイスターパーペチュアルに追加されました。

これらは現行品では存在しないかつビビットなカラーなことから人気が爆発。
今までショーケースによく並んでいた「エントリーモデル」は姿を消すことになります。

31mmに追加されたと言うのもミソで、このサイズは一般的にはレディースモデルと言うことになります。
従来のメインターゲット層であった男性には勿論のこと、渋い男性向けのカラーリングではなくビビットなカラーなことから女性からもより一層支持されるモデルになりました。
特に一番人気のターコイズブルーはティファニーを連想させるカラーリングなことから圧倒的人気を誇り、正規店で買うのはデイトナよりも難しいのではないかと言われるほどの希少性を誇ります。

このことから制限やプロフェッショナルモデルでないのにも関わらず、マラソンが必要になるほどの人気モデルになっているのがオイスターパーペチュアルなのです。

しかし、2022年人気だったビビットカラーのコーラルレッド・イエロー・キャンディピンクが全てのサイズのオイスターパーペチュアルから廃盤に。
41mm限定でターコイズブルーも廃盤になってしまい、中古市場で争奪戦が行われています。

有名人のオイスターパーペチュアル着用

そんなオイスターパーペチュアルですが、もちろん有名人でもオイスターパーペチュアル愛用者が多数います。
歌手のaikoやモデルの中村アン等、女性からの人気が抜群なことが伺えます。

オイスターパーペチュアルの現行モデル一覧

魅力的なオイスターパーペチュアルですが、現行のモデルは以下のようになっています。

オイスターパーペチュアル 28 Ref.124200

出典：ROLEX

・定価　583,000円

現行のオイスターパーペチュアルの中で、最も小さい28mmの124200。
カラーリングの展開は

ブライトブラック
ピンク
ブライトブルー
シルバー

の4色です。

オイスターパーペチュアル 31 Ref.277200

出典：ROLEX

・定価　594,000円

レディースは勿論、ボーイズサイズなことから男性からも支持される31mmの277200。
カラーバリエーションは

ブライトブラック
コーラルレッド
キャンディピンク
ピンク
ブライトブルー
ターコイズブルー
グリーン
イエロー
シルバー

の9色展開です。
この中でもコーラルレッド・キャンディピンク・ターコイズブルー・グリーン・イエローは別格の人気を誇り、正規店でも入手難易度の高いカラーになっています。
なお2022年現在ではコーラルレッド・キャンディピンク・イエローが廃盤となってしまいました。
これらのビビットカラーはわずか2年足らずのリリースであったため今後も中古市場では高値で取引されることが予想されます。