世界中で愛されている世界三大時計ブランドの一つ、オーデマ・ピゲ(Audemars Piguet)。
1875年から現在に至るまでの歴史あるブランドとして、世界中でファンがいるブランドです。
今回の記事ではこのオーデマ・ピゲにフォーカスし、オーデマ・ピゲのブランドを初心者向けに解説。
ぜひ最後までご覧ください。
■オーデマ・ピゲの創業
オーデマ・ピゲの創業は1875年に遡ります。
ジュール=ルイ・オーデマとエドワール=オーギュスト・ピゲはスイスのジュラ地方にあるル・ブラッスという小さな村でオーデマ・ピゲを創業しました。
彼らはそれぞれ時計製造における優れた技術を持っていました。
最初は高級時計ムーヴメントに専念していたものの、軌道に乗ってくると自社で時計を作るようになったそうです。
その後徐々に数々のコンプリケーションモデルを仕上げていき、今では世界三大時計に数えられる程の高級ブランドとなりました。
■オーデマ・ピゲとはどんなブランド?
創業一族による経営
オーデマ・ピゲは「独立精神」を重視しており、創業者たちが持っていた先見性と妥協を許さない姿勢を重視しているそうです。
創業から100年以上経った現在、世界各地を含め2000名以上のスタッフを抱えてなお家族経営を保っており、高級時計ブランドとしては珍しい存在であることは間違いありません。
品質の絶対的自信
オーデマ・ピゲはパテックフィリップ等と同様に創業以来の全ての時計を修繕する、所謂「生涯保証」がついています。
これは創業から培ってきた技術や品質に絶対的自信があるからこそできる保証であり、高級時計メーカーたる所以でもあります。
前項で上げた通り現在2000名以上のスタッフを抱えていますが、少数ロット製造を基本としている為、中々店頭でお目当てのモデルが買えないブランドとしても知られています。
少数ロット製造だからこそできる品質への絶対的な自信が根本にあるのは間違い無いでしょう。
■オーデマ・ピゲの名作時計
オーデマ・ピゲといったら「ロイヤル・オーク」が最初に出てくる人が多いとされています。
オーデマ・ピゲのマスターピースであるロイヤル・オークは特徴的な八角形をしており、一眼でわかるデザイン性で人気です。
1972年に登場した当時にしては珍しい39mm径の時計、ステンレス素材ということで瞬く間に人気のモデルとなりました。
裏スケルトンも搭載した非常にカッコ良いデザインで世界中に愛用者がいます。
現在では最初のステンレスの他にホワイトゴールド、チタン、セラミック等様々な素材で派生があります。
■オーデマ・ピゲを着用する有名人
■オーデマ・ピゲを着用する有名人①:イチロー
日本最高峰の野球選手の一人であるイチロー。
イチロー選手はオーデマ・ピゲのロイヤルオーク オフショア クロノグラフを愛用していることで知られています。
あまりセレブな感じを出さないイチローですが、身につけている物はやはり超一流ですね。
■オーデマ・ピゲを着用する有名人②:カニエ・ウエスト(Ye)
出典:rescapement
史上最も成功したラッパーであるカニエ・ウェストは数々の高級時計を所持しています。
彼のコレクションの中にはオーデマ・ピゲもあり、ロイヤルオーク スケルトン パーペチュアルカレンダーを着用している姿がパパラッチされています。
なおこちらはムーンフェイスと呼ばれるもので、価格はなんと3000万超えの逸品です。
■オーデマ・ピゲを着用する有名人③:リオネル・メッシ
出典:hodinkee
世界最高峰のストライカーであるリオネル・メッシ。
実はオーデマ・ピゲのアンバサダーで、彼とのコラボモデルも存在しています。
こちらのコラボモデルは各種素材で限定数があり、全て合わせて世界合計で1000本と少数ロット製造でした。
■さいごに
今回の記事では、世界三大時計の一つであるオーデマ・ピゲに関して初心者向けのメーカー解説をしました。
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