【今さら聞けない】サロモン(SALOMON)とはどんなブランド？！XT-6を筆頭に人気なテック系スニーカーの歴史やおすすめモデルを徹底解説！

近年、テック系スニーカーの人気沸騰と共に注目を集めているブランド「サロモン(SALOMON)」。
中でも日本におけるサロモン人気は格別で、XT4やXT6といった看板モデルは、新色の発売や再販がなされるたびに即完することも少なくありません。

今回の記事ではこのサロモンにフォーカスし、ブランドの歴史や、人気の理由をどこよりもわかりやすく解説。
ぜひ最後までご覧ください。

■サロモンとはどんなブランド？その歴史を簡単解説！
■サロモンはなぜ人気？！ファッション好きから注目を集めている理由
‬■サロモンの名作アイテム/コラボアイテム
‬■有名人着用
‬■さいごに

■サロモンとはどんなブランド？その歴史を簡単解説！

出典：salomon

ブランドサロモン(SALOMON)は戦後まもない1947年にフランスで誕生。
フランソワ・サロモンと息子のジョルジュ・サロモンの2人がスキーエッジの研磨工場としてアヌシーの街でスタートしました。
スキー板とブーツを繋ぐ金具「ビンディング」に強みを持ち、1966年にはアルペンスキー世界選手権で採用。
72年にはビンディングメーカーとして販売量世界一を達成しました。
以降、ビンディングからスノーブーツ、そして夏のハイキングブーツといったふうに山岳スポーツを中心に成長を遂げてきたサロモン。

1997年にはアディダスに買収されるも、2005年にはアディダスがアメアスポーツコーポレーションに売却。

そのアメアスポーツも2019年に安踏体育用品に買収されたことで、サロモンは間接的に安踏体育用品の傘下にあります。

ちなみにアメアスポーツコーポレーション傘下には、サロモンと同じくアウトドア領域で人気なアークテリクス(Arc’teryx)なども所属。

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さらに親会社である安踏体育用品はANTAのブランド名でシューズを展開。
バスケットボールシューズのスポンサーをナイキやアディダスからANTAに切り替える選手も近年増えており、その知名度は少しずつ浸透していると言えるでしょう。

特に、2022年にたった1つのツイートからナイキや所属チームから“キャンセル”された人気プロバスケットボール選手、カイリー・アービング(Kyrie Andrew Irving)などはその筆頭。

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ナイキを去ることを余儀なくされたカイリーが2023年に新たなバッシュ契約を結んだANTAは、早速シグネチャーシューズをリリースしています。

■サロモンはなぜ人気？！ファッション好きから注目を集めている理由

近年、スニーカーブームを牽引してきたナイキ人気の落ち着きと共に、にわかに注目を集めているサロモン。
人気の理由としては機能性を重視したテック系スニーカーのトレンドが来たからというのもありますが、サロモンがここまでファッションシーンで注目を集めた理由は、2015年まで遡ります。

シュプリームをはじめとする感度の高い一部のショップでは、早い段階から店頭にセレクトされていたものの、基本的にはスキーやトレイル界隈でしか知られていなかったサロモン。

転機となったのは、パリのセレクトショップブロークンアーム(The Broken Arms)とのコラボレーションでした。
2015年にたった500足限定でリリースされたこのブロークンアームとのコラボプロダクトが大きな注目を浴び、ファッショニスタにサロモンの名が広まります。
2018年ごろには、あのカニエ・ウェストのワードローブにYEEZYやニューバランス990v5などと共にサロモンのスニーカーが混じっていることが判明しその流れは加速。