2025年には東証グロース市場への上場を果たし、その勢いが止まらないHUMAN MADE(ヒューマンメイド)から、新たなブランドのローンチが発表されました。
ブランド名は「Buffer(バッファ)」。
なんと大人気ブランドWTAPSを手がける西山徹氏がクリエイティブディレクターを務めると言うから驚きです。
今回の記事では、そんなBuffer(バッファ)がどんなブランドなのかを限られた情報の中から徹底考察!
ぜひ最後までご覧ください。
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目次
- ■Buffer(バッファ)とはどんなブランド?
- ■Buffer(バッファ)のディレクター、西山徹とはどんな人物?
- ■Buffer(バッファ)でリリースされるのはどんなアイテム?
- ■なぜヒューマンメイドがBuffer(バッファ)を立ち上げるのか
- ■さいごに
■Buffer(バッファ)とはどんなブランド?

出典:humanmade
Buffer(バッファ)は2026年4月より始動するHUMAN MADE(ヒューマンメイド)傘下の新ブランド。
ヒューマンメイドのNIGO氏のもと、WTAPS(ダブルタップス)の西山徹氏がクリエイティブディレクターを務めるということもあり、大きな注目を集めています。
HUMAN MADE株式会社が2026年3月に発表したリリースによれば、
「Buffer」は、時間・世代・カルチャーの間に存在する “余白” を大切にしながら、次世代へとブランドが生み出すモノやコトを通じてカルチャーを繋いでいくブランド
とのこと。
リリースには「余白」「余裕」「ゆとり」「間(ま)」といったキーワードが並んでいますが、商品の画像やルックはゼロ。
では、果たしてどんな商品がリリースされるのでしょうか?
次章よりリリースに記載された文章や西山氏の来歴から考察します。
■Buffer(バッファ)のディレクター、西山徹とはどんな人物?

出典:x
Buffer(バッファ)のクリエイティブディレクターを担当する西山徹(にしやまてつ)氏は1974年東京渋谷区生まれ。
幼少期からスケートボードに親しみ、高校卒業後はステューシー(Stüssy)の店員に。
裏原宿文化の重鎮、藤原ヒロシやSKATE THINGとも親しかった西山氏。
1993年にFORTY PERCENTS AGAINST RIGHTS®(フォーティーパーセントアゲインストライツ)をSKATE THING氏と立ち上げ。
96年にこれを休止すると、現在まで続く人気ブランドWTAPS(ダブルタップス)をスタートします。

出典:hypebeast
その後も西山氏の活躍は続き、2009年にはA BATHING APE®(ア・ベイシング・エイプ)の派生ラインとして誕生したURSUS BAPE(アーサスベイプ)のディレクターに就任。
ア・ベイシング・エイプがNIGO氏創業によるブランドであることを踏まえると、今回のBuffer(バッファ)へのディレクター就任がNIGO氏による西山氏の実績に対する深い信頼であることが伺えます。
また、NIGO氏は過去にWTAPSを「国内外でも唯一、毎回展示会に足を運ぶブランド」と発言しています。
なお、より詳しいWTAPSや西山氏に関する解説はこちらの記事をどうぞ
■Buffer(バッファ)でリリースされるのはどんなアイテム?

出典:humanmade
では、そんな西山徹氏が手掛けるBuffer(バッファ)でリリースされるのはどんな商品なのでしょうか?
Buffer(バッファ)のローンチを発表したリリースでは、同ブランドがTシャツレーベルであるとはっきり記載されています。

出典:esgraphic
実は西山氏はファッション業界でのキャリアをスタートする前、親しくしていた藤原ヒロシ氏が手がけた伝説のブランドGOOD ENOUGH(グッドイナフ)のアトリエや、バイト先であるStüssy(ステューシー)のオフィスにあったマッキントッシュとシルクスクリーンを使い、プリントTシャツ作りを楽しんでいました。
1993年に立ち上げたFORTY PERCENTS AGAINST RIGHTS®でも、メインとなったのは西山氏の服作りのルーツであるシルクスクリーンプリントのTシャツ。
また、2007〜2008年ごろの西山氏はTET名義であのSupreme(シュプリーム)のTシャツのグラフィックデザインを複数担当。
今でこそ本格的なミリタリー・ストリートファッションであるWTAPSのイメージが強い西山氏ですが、プリントTシャツは彼の原点だと言えるでしょう。
Buffer(バッファ)からリリースされるプロダクトのグラフィックデザインには、多彩なイラストレーターやアーティストが参画されることが発表されており、多彩なグラフィックTシャツの展開が期待されます。
■なぜヒューマンメイドがBuffer(バッファ)を立ち上げるのか

出典:humanmade
では、なぜそもそもHUMAN MADE傘下にて新たにBuffer(バッファ)を立ち上げるのでしょうか?
その答えはHUMAN MADEが2025年に東証グロース市場への上場を果たしたこと、そして現代におけるファッションブランドの成長モデルの変化に理由があります。
まず、上場した以上、その企業は株主に対して自社の成長を見せ続けなければなりません。
しかし、現代において1ブランドでスケールするには限界があります。
30年前と比べ、消費者の数は増えていないのにブランドの数は何万倍にも増え、1つのブランドに全国の消費者が群がる時代は終わりを告げました。
現代は小規模、中規模のブランドにそれぞれ数千〜数万人のファンがついている、という世界。
つまりアパレル企業が売上高を100億円にするためには、1ブランドで100億売るのではなく、5億円のブランドを20個作る方が簡単なのです。

出典:prtimes
余談ですが、このモデルで成功しているアパレル企業の代表例が、2023年12月に東京証券取引所グロース市場へ新規上場し、国内アパレル企業の最年少社長上場記録を塗り替えたyutori(ユトリ)。
同社は小〜中規模なブランドの立ち上げや買収を繰り返して傘下に置き、総合的な売上高を高める手法をとっています。
HUMAN MADE株式会社においてもこの流れを取るのだとすれば、今後Buffer(バッファ)に続いて第3、第4のブランドがグループ内に生まれてゆくことでしょう。
■さいごに
今回の記事では、新ブランド「Buffer(バッファ)」について考察いたしました。
本サイトでは様々なブランドの歴史や人気の理由、マーケティング戦略などを解説しております。
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