数多くの有名ブランドとのコラボを毎シーズン行うシュプリーム(Supreme)。
中でも日本の人気ストリートブランド、WTAPS(ダブルタップス)とのコラボは、開催は少ないながら実施のたびに大きな注目が集まっています。
本記事ではそんなシュプリーム×WTAPSの歴代コラボコレクションを発売順に総まとめ!
合わせて、WTAPSの創業者である西山徹氏がTET名義で制作したシュプリームのアイテムについてもご紹介。
ぜひ最後までご覧ください。
-
目次
- ■WTAPS(ダブルタップス)とはどんなブランド?
- ■シュプリームと西山徹の関係
- ■第1回:1999年(未発売)
- ■第2回:1999年SSシーズン
- ■第3回:2007年SSシーズン
- ■第4回:2009年FWシーズン
- ■第5回:2021年FWシーズン
- ■その他のTET氏デザインのシュプリームのアイテム
- ■さいごに
■WTAPS(ダブルタップス)とはどんなブランド?
WTAPS(ダブルタップス)は日本発のストリートブランド。
西山徹(にしやまてつ)氏がNEIGHBORHOODの共同創業や、FORTY PERCENTS AGAINST RIGHTS®などを経て、1996年にスタート。
ともすれば武骨になりがちなミリタリーデザインを、裏原宿文化溢れるストリートカルチャーの文脈でMIXしたプロダクトが人気を博しています。
■シュプリームと西山徹の関係
WTAPSの創業者である西山徹氏は幼少期からスケートボードに親しみ、高校卒業後はステューシー(Stüssy)の店員となった人物。
シュプリームの創業者であるジェームズ・ジェビアも、元々はステューシーの東海岸(NY周辺)での展開に尽力しており、西山氏はシュプリームの創業初期のクルーとして、NIGO氏や江川芳文氏らと共に記録されています。
シュプリームにおいては「TET」の名で親しまれており、WTAPSのコラボ以外にもTET名義でシュプリームのアイテムデザインをいくつも手掛けています。
■第1回:1999年(未発売)
記念すべきシュプリームとWTAPSの初コラボレーションは1999年に制作された未発売のサンプルTシャツ。
前年にはシュプリームにとって初めての海外店舗となる代官山店/大阪店/福岡店が一挙にオープン。
裏原宿文化も最盛期となっており、本格的な日本進出を果たしたシュプリームにとってWTAPSとのコラボを模索したのは必然だったとも言えるでしょう。
残念ながらついぞ発売することはなく、制作された枚数も大変希少だった模様。
近年、オークションサイトにて約500万円で落札されたことも話題となりました。
■第2回:1999年SSシーズン
サンプルの制作を経て、ついにWTAPSとSupremeが正式なコラボをリリース。
アメコミ「スーパーマン」のタイトルロゴを思わせるフォントでSUPREMEとタイポされたこのデザイン。
左袖には小さくボックスロゴがプリントされているのも珍しいアイテムです。
■第3回:2007年SSシーズン
2007年4月に実施されたシュプリーム×WTAPSでは、複数のアイテムが展開されるコラボコレクションに。
ミリタリーテイストを得意とするWTAPSらしく、M-65ジャケットやミリタリージャケット、カーゴパンツといった迷彩柄の軍ものが目を惹きます。
■第4回:2009年FWシーズン
2009年12月には、WTAPSがシュプリームと4回目のコラボレーションを実施。
リバーシブル仕様のバーシティジャケットを筆頭に、3種類のTシャツと、2色展開のピローがリリースされました。
■第5回:2021年FWシーズン
約12年を経て、2021年12月にシュプリームは久々にWTAPSとコラボレーション。
これまでで最大規模となるフルコレクションとなったこの第5回コラボでは、バーシティジャケットやフーディー、スケートボードデッキなどがリリース。
特にこの時発売されたスウェットシャツはデザインも使いやすく、今でも時折街中で来ている人を見かけます。
■その他のTET氏デザインのシュプリームのアイテム
前述の通り、WTAPS名義でのコラボ以外にも西山徹氏(TET)がデザインしたシュプリームのアイテムは度々リリース。
上記の写真で紹介しているMont Blanc(モンブラン)ロゴやCATWOMAN(キャットウーマン)デザインは、2023年のFWシーズンでも復刻されています。
■さいごに
ここまで、1998年から最新シーズンまでのWTAPSとシュプリームとのコラボアイテムを一挙にご紹介致しました。
シュプリームはジャンルを問わない様々なブランドとのコラボレーションを毎シーズン実施。
今後のシーズンではどんなコラボレーションを見せてくれるのか、目が離せません。
FashionArchive.comではシュプリーム歴史やあまり知られていないマル秘情報、アーカイブアイテムの紹介など、シュプリーム関連の情報を多数発信中。
ぜひ興味があれば他の記事もご覧頂けますと幸いです。
また、X(旧Twitter)/TikTok/YouTubeではWebサイトとは異なる情報発信をしておりますので、ぜひこちらもご覧ください。
各SNSのリンクはページの最下部から!