ポケモンカードを初め、様々なカードゲームが注目されている昨今。
色々なカードゲームで遊んでいた世代が大人になった現在、レトロカードにも密かなブームがきているのを皆さんはご存知でしょうか?
今回はそんな「あの頃のレトロカード」を5つピックアップ。
同時にそのタイトルの中で現在高額なカードを一枚ピックアップしてご紹介していきます。
-
目次
- ◾︎ドラゴンクエスト モンスターバトルロード
- ◾︎金色のガッシュベル!!THE CARD BATTLE
- ◾︎メルヘヴン ザ・アームバトル THE ARM BATTLE
- ◾︎データカードダス ドラゴンボールZ
- ◾︎旧デジモンカード
- ◾︎さいごに
◾︎ドラゴンクエスト モンスターバトルロード
スクウェアエニックスが誇るモンスタータイトル、「ドラゴンクエスト」。
そのドラゴンクエストのシリーズの中で初めてアーケードタイトルとして登場したのがこちらのモンスターバトルロードです。
2007年に稼働を開始し、その後何度かシリーズリニューアルを重ねていきましたが2010年に正式にサービスが終了しています。
アーケードと銘打ってはいますが、基本的にはカードゲームを読み込むタイプのもので1プレイにつき1枚カードが排出されるタイプのものでした。
このアーケードカードの特徴的なポイントはなんといってもレアなカードの背面が通常とは違うというところ。
アナログカードはゲーム性の為裏面が統一される中、アーケードカードバトルという点を生かしたデザインがなされていました。
モンスターバトルロードに関しては通常のカードが緑で、レアなカードは黒ということで排出された時のワクワク感は現在のソシャゲの高レアリティを引いた時のような感覚がありました。
ドラゴンクエストのカードということもあり、コレクター需要も高く現在でも高値で取引されているカードが多いです。
ピックアップカード:ぱふぱふ
出典:メルカリ
あの有名な「ぱふぱふ」がカード化された一枚。
ドラクエのゼシカで表現された一枚で、現在では数万円で取引されている逸品。
初期の頃の排出率の低さから高額で取引されていたカードのスペシャル版ということもあり、中々数が少ないカードです。
◾︎金色のガッシュベル!!THE CARD BATTLE
出典:メルカリ
2003年に発売された新感覚カードバトル、金色のガッシュベル!!THE CARD BATTLE。
2024年現在、続編の金色のガッシュベル2が連載中ですが、初代ガッシュが連載中はブームで様々なホビー展開がされており、このカードもその中の一つでした。
原作の「魔本」をモチーフにしたカードバトルで、通常のカードゲームでいうところのデッキを魔本と呼ばれる本に入れて戦うという現在でも他に類を見ないカードゲームで話題となりました。
当時は大ブームで筆者の周りでも多くの人が購入していましたが2006年にサービスが終了しています。
サービスが終了してはいるものの、原作の根強いファンやこのカードゲームのファンによって現在でも多くの取引がされており、当時のプロモーションカードなどは数十万円で取引されています。
ピックアップカード:嫉みの炎 ゼオン
ガッシュの兄で強大な力を持つゼオン。
ガッシュのキャラの中でも絶大な人気を誇るゼオンのカードですが、その中でもトップクラスに高額なカードがこちらの「嫉みの炎 ゼオン」。
最終弾に収録されていたカードですが、その当時はすでに取扱をやめているお店も多くそもそもの発行枚数が少ない上に購入者も少なかった事から非常に高値で取引されており、現在は美品であれば5万円以上の価値を誇るカードとなっています。
◾︎メルヘヴン ザ・アームバトル THE ARM BATTLE
2005年に発売を開始したメルヘヴン ザ・アームバトル THE ARM BATTLE。
原作も人気のメルヘヴンをカードゲームに落とし込んだもので、銀色の指輪型のアクセサリーを使ったカードバトルが楽しめました。
遊戯王でもお馴染みのコナミが商品展開をしていましたが2007年頃にサービスが終了してしまい、以後絶版となっています。
ガッシュ同様、他のカードでは馴染みのないリングという原作準拠の再現性のあるカードゲームで、ゲームに興味がない人も原作のリングアクセサリーをホビーとして入手できるコレクタブルなタイトルで現在でも取引されています。
ピックアップカード:ドロシー MAXレア
最終弾であるACT9の伝説の鼓動にて収録されたドロシーのマックスレアです。
ガッシュ同様、最終弾ともなると商品自体を入荷しない店が多く発行枚数が非常に少ないと言われているドロシー。
作中でも序盤から主人公のギンタサイドにおり、人気の女性キャラということもありこのカードも高額で取引されています。
美品であれば5万円以上で取引される高額カードです。
◾︎データカードダス ドラゴンボールZ
ムシキング等に続いて出現したデータカードダスと呼ばれるアーケードゲームのドラゴンボール関連作品、「データカードダス ドラゴンボールZ」。
2005年頃から稼働を開始しており、国民的タイトルであるドラゴンボールのアーケードカードということで絶大な人気を誇りました。
第1弾から第7弾まで稼働し、その後データカードダス ドラゴンボールZ2や爆裂インパクト、そして現在まで人気シリーズのドラゴンボールヒーローズ、ドラゴンボールスーパーダイバーズ等の人気アーケードタイトルとして長く親しまれています。
その第1作であったデータカードダス ドラゴンボールZはそれまで無かったカードとアーケードゲームの融合かつ国民的タイトルだったということもあり大人から子供まで人気の作品でした。
中でも「爆レア」と呼ばれるカードは出現率が非常に低く憧れのカードとして現在でも高値で取引されています。
ピックアップカード:爆レア孫悟空 ロケテ版
出典:まんだらけ
この伝説的なデータカードダス ドラゴンボールZの開始前にごく僅かな店舗で試験的にロケーションテストというものが行われていました。
このロケーションテストは現代のようなネットの発達もなかったので情報も中々入手できず、場所も決まった場所かつ僅かな期間でしか行われなかった伝説的なイベントでした。
そんなロケーションテストで排出されたカードの中に「爆レア」の孫悟空が収録されていました。
このカードは非常に排出率が低く発行枚数自体がロケテという環境下の性質上極めて少数であると予測されており現在では殆ど目にすることができない幻のカードとなっています。
一説では数十万円はくだらないと言われています。
◾︎旧デジモンカード
1999年に発売を開始したデジモンカード(旧版)。
2024年現在でも人気のタイトルである「デジタルモンスター(通称デジモン)」をカードゲームにした商品で当時は遊戯王やポケモンカードと並びコレクションしている人も多いタイトルであった商品です。
2004年頃を最後に定期的な商品のリリースがストップしており、その後プレミアムバンダイで復刻版などがリリースされているものの公式大会などのサポートは完全に終了しているタイトルです。
現在でも人気のあるタイトルかつ当時のユーザーが多かったこちらのカードゲームは国内外問わず人気のカードゲームで現在でもコレクターや有志による大会の為のプレイ需要で活発に取引がされているタイトルとなっています。
ピックアップカード:勝利の栄光を我が手に!!
出典:まんだらけ
旧デジモンカードの中でも最も高額なカードの一枚である「勝利の栄光を我が手に!!」。
当時の「デジタルモンスターカードゲーム 公式大会」の優勝者特典であるこのカードは、終了間際の2003年に配布されていたプロモーションカードで発行枚数が非常に少ないとされています。
復刻もされていますが、左下の年代が2003がオリジナルのものです。
画像の引用元であるまんだらけさんのオークションではオリジナルのものが出品されており、2014年当時で30万円で落札されていますが、現在の買取価格は250万円となっており旧デジモンカードコレクターの最終目標カードとして相応しい一枚となっています。
◾︎さいごに
以上高額レトロカードの紹介と解説でした。
FashionArchive.comではトレーディングカードゲーム関連の情報を多数発信予定です。
ぜひ購読登録お願いします!