ディオール オムのジュエリーデザイナーも務めるYOONと、彼の夫にして音楽ユニットm-floで知られるVERBALの2名が手がけるブランド、アンブッシュ(AMBUSH®)。
今回はニューヨーク・ファッションウィーク期間中に開催された「Nike 2020 Forum」にて初お披露目され注目を集めていたアンブッシュ × ナイキのコラボレーションシューズを運良くゲットしましたので、商品の詳細を徹底レビューしようと思います。
■アンブッシュとNikeの関係
東京カルチャーを存分に落とし込んだジュエリーやアパレルが有名なアンブッシュと、スポーツウェア/スニーカー界の巨人ナイキのコラボレーションは2017年にスタートしました。
エアフォース1の生誕35周年を記念して、特別仕様のシューレースチャームを50個限定で発売。
ジュエリーデザイナーYOONの手がけるシルバー925製の本品は、シリアルナンバー入りのラグジュアリー感満載のアイテムとなりました。
出典:hypebeast
2018年の12月8日にリリースされた両ブランドの初めてのカプセルコレクションでは、ナイキのスウッシュをバックに落とし込んだフェイクファーコートや、リバーシブル仕様のトラックジャケットが登場。
出典:numero
その後、エアマックス180とエアズームフライトをドッキングしたシューズを2019年4月26日にリリース。そのミニマルでモード感あふれるデザインは多くの人を魅了しました。
出典:nike
■ニューヨークファッションウィークにて
2020SS ニューヨーク・ファッションウィーク(NYFW)期間中に開催された「Nike 2020 Forum」で、今回のアンブッシュとダンクのコラボレーションダンクが初お披露目されました。
オフホワイトのラバーダンクやサカイのヴェイパーワッフルなど、ハイプなアイテムが多い中、一際目立っていたのがアンブッシュのダンク ハイだったように思います。
今回12月11日では白/黒のモデルのみリリースされましたが、今後はオールピンクのカラーウェイも発売がなされるのでしょうか。
出典:complex
■ドーバーストリートマーケットギンザにて購入
日本を代表するファッションブランドCOMME des GARCONSの創設者である川久保玲氏の肝煎で作られたファッションビルDOVER STREET MARKET GINZA (ドーバーストリートマーケットギンザ)。
オフホワイト、バレンシアガ、グッチ、メゾンマルジェラといった今をときめくハイブランドをセレクトして取り扱う他、正規店以外でSupremeを公式に扱う唯一の店舗として知られています。
オフホワイトやサカイといったブランドとのコラボスニーカーの発売日には入店抽選なども行なっているドーバーストリートマーケットギンザでは、今回のアンブッシュとナイキのコラボコレクションでも入店抽選を実施。
筆者はThe TENコレクション以来久しぶりの当選を果たすことができました。
当日、時間通り店舗に伺い身分確認や検温などを経て入店すると、31番にして既に29cmや30cmは完売。
ある程度予想はしていたものの改めてドーバーの入荷数の少なさに驚きつつ、無事にマイサイズである26.5cmを購入し帰宅しました。
■商品詳細レビュー(箱外観)
箱外観は黒い通常ボックスで、側面に「AMBUSH」の文字が記載されているスタイル。
こちらはナイキ×シュプリーム×コムデギャルソンシャツのコラボエアフォース1でも同様のボックスとなっていました。
■商品詳細レビュー(箱その他)
箱を開けると、包み紙はシンプルにナイキのスウッシュとアンブッシュのロゴのみ。替え紐などの付属物も特についておりませんでした。
■商品詳細レビュー(前面)
前面は通常のダンクと同じデザインとなっており、黒色のトゥとその他の白がよく映える見た目になっています。
シュータンにはナイキのスウッシュと「AMBUSH」の文字が記載されています。
■商品詳細レビュー(サイド)
今回のナイキ×アンブッシュのコラボレーションを形作っているのがなんと言ってもこの巨大化したスウッシュ。
ナイキ公式サイトで記載されている通り、日本のバイク、車、トラックの文化を称え、オリジナルバージョンのダンクを構成するパーツのバランスをアレンジしたことで、絶妙なデザイン性を生んでいます。
■商品詳細レビュー(バック)
バックデザインは通常モデルのダンク ハイと比較しても大胆なアレンジがなされています。
硬質化したスウッシュは通常モデルのようにバックで合流することなくバイクの排気口のごとくまっすぐその先端を伸ばしています。
また、スウッシュが合流しないことにより、結合部分を支えるバックタブはリストラされ、下地部分のステッチも通常モデルが中心から下がっていくようなものになっているのに対し、今回のモデルでは中心から上がっていくようなステッチングがなされています。
そして、何より忘れてはいけないのがかかと部分のブランドロゴ。
AMBUSHの文字が浮き上がるように取り付けられたプラスチック製のロゴが、本品がコラボレーションモデルであることを強烈に主張しています。
※参考…通常のダンク ハイのバックデザイン
出典:emmi
■商品詳細レビュー(インソール等)
外観のモード感とは裏腹に、インソールはあざやかなライトグリーンとなっており、白/黒の外観に対しインソールのライトグリーンという色合いはSTAPLEとのコラボレーションダンクを思わせます。
※参考…STAPLE × NIKE SB DUNK LOW PRO OG QS PANDA PIGEON
出典:godmeetsfashion
シュータンはオフホワイトのThe Tenコレクション以降爆発的に増えた切りっぱなし仕様を採用。
無骨なバイカーデザインによくマッチしております。
■さいごに
今回は運良くドーバーストリートマーケットギンザにて、ファーストルックのお披露目時からずっと欲しかったアンブッシュ × ナイキのダンクをゲットすることができました。
当サイトでは他にも、世界7,000足の隠れた超プレミアスニーカー「ISPAロード ウォリアー」や「グレイトフルデッド × ダンク」、「ユニオン の× エアジョーダン4」など、近年発売したスニーカーの詳細レビューを行なっております。
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