1965年にアメリカ カリフォルニア州で結成されたロックバンド「グレイトフル デッド(GRATEFUL DEAD)」は、カントリー、フォーク、ブルース、レゲエ、ロック、はては即興のジャズに至るまで、ありとあらゆる音楽ジャンルをミックスした独自のサウンドを奏で、アメリカを代表する伝説的バンドとして知られています。
グレイトフル デッドが1973年にリリースしたCD「HISTORY OF THE GRATEFUL DEAD, VOLUME ONE」では、かの有名なダンシング・ベア(DANCING BEAR)が初登場。
以来、バンドのアイコンとして様々なアパレルやグッズ展開を果たしてきたダンシング・ベアが、ついに2020年にナイキSBとのコラボレーションすることが発表されました。
今回のコラボレーションでは、
- OPTI YELLOW/BLUE FURY
- GREEN SPARK/SOAR
- BRIGHT CERAMIC/GREEN SPARK
の3種がリリースされ、うちBRIGHT CERAMIC/GREEN SPARKは国内での販売はありませんでした。
残念ながら7月24日に発売された当時、筆者はSNKRSやジャックオーシャンスポーツなど、ありとあらゆる取扱店舗で全敗を喫し、涙を飲んだのでした。
しかし、どうしても購入を諦めることのできなかった筆者は約1ヶ月の熟考の末、プレ値(プレミア価格)での購入を決意。
今回の記事では購入から到着まで、および商品の徹底レビューを行いたいと思います!
■購入まで
今回、プレミア価格でのスニーカー購入に際して利用させていただいたのは、2018年にリリースされた、国内最大級のスニーカー特化型C to Cマーケットプレイスである
です。
同様のサービス大手の、Stock Xを利用することで多額の関税が掛かってしまうことや、メルカリやラクマを利用し偽物を掴まされることに抵抗があったため、この選択となりました。
今回発売された3種のコラボダンクのうち、最も欲しかったのはエメラルドグリーンが美しいGREEN SPARK/SOARタイプ。
マイサイズである26.5cmの相場は15万円前後となっていました。
2020年にリリースされたスニーカーの中ではトラヴィス・スコットとのコラボダンクと並び、特にリセール価格の高騰が著しい本アイテムですが、出来るだけ安価に手に入れるべく、あえてダメ元で12万円という相場より圧倒的に安い価格で入札を申し込んでみました。
当然、その価格で売ってくださる方はそうそう居ないだろうと鷹を括っていた筆者でしたが、なんと8月21日の入札後、8月23日に商品が購入できたとの通知が届いたのです!
他の同商品、同サイズの落札履歴を見ても圧倒的に安い価格で購入できた筆者でしたが、その後翌日にも同価格で落札された履歴が確認でき、私の安易な値付けで商品相場を大幅に下げてしまったと驚きました。
23日の購入後、出品者は早々にモノカブ側へ商品をお送りいただき、モノカブでの迅速な真贋鑑定ののち、なんと8月26日には私の手元に届くこととなりました。
■商品レビュー
・外箱とシューケース
モノカブオリジナルの黒いダンボールの外箱と共に手元に届きました。
外箱を開封すると、シューケースがズレないよう内部の片面が出っ張った珍しい段ボールで驚きました。
シューケースはトラヴィススコットとのコラボレーションダンクと同じ、緑、青、赤、黄のカラフルな箱でした。
・付属品
シューケースを開けると、モノカブからのメッセージカードと共に、遂にスニーカーとご対面!
サイケデリックなエメラルドグリーンが目を引くプレミアスニーカーに、興奮が抑えきれませんでした。
左足にはStock Xのパク…オマージュか、水色の鑑定済みタグが付けられ、鑑定済みタグの逆サイドには通常のナイキの黒タグ、そしてブルーの替紐が付属していました。
・レビュー(外観)
つま革、クォーター、そしてフォクシング部分はフワフワとした手触りの良い起毛素材が使われ、その他チップなどはスウェード素材とメッシュ素材で構成されています。
何より目を引くのはナイキのスウッシュをギザギザにした大胆なアレンジ。
起毛素材のフワフワ感と相まってなんとも形容し難いポップさを生み出しています。
・レビュー(バック)
バックに施された「NIKE」の文字は、通常と異なり、ポップな字体になっている他、大文字から小文字に変更されています。
また、ダンクSB特有のボリュームのありクッション性に優れたシュータンには、なんとチャックがついており、両足共に小さなポケットがついていました。
この隠しポケットにヘソクリなどをこっそり隠すのも面白いかもしれません。
・レビュー(インソール)
インソールには、5匹のダンシング・ベアが笑顔で踊っている姿がプリントされています。
今回購入したGREEN SPARK/SOARタイプが左端、そして、同時発売だったオレンジとイエローの他にまだピンクとブルーのダンシング・ベアが残っていることを踏まえると、今後同型のSBダンクがあと2種控えているかもしれません。
また、ソールをひっくり返すと、そこにはコッソリとグレイトフル デッドの1976年のアルバム「Steal Your Face」のジャケットアートにnike sbの文字が施されたアートワークが隠れていました。
出典:tower.jp
■さいごに
以上が今回のレビューとなります。
発売当時、定価で購入することは叶いませんでしたが、相場よりかなり安値で購入でき、商品購入から届くまでの速さも大満足でした!
早速シューレースをグリーンからブルーに付け替え、今後ガンガン履き倒していく予定です。
また、これからも編集部で購入したスニーカーやアパレルは、こういった形でレビューしてゆければと考えております!
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。