ファッションに興味を持ち、ある程度ブランドや着こなしが理解出来るようになったあなたが次に悩むのはきっとアクセサリーについてでしょう。
- 「どのブランドのアイテムを選べばいいのか」
- 「派手すぎないか」
- 「ファッションとどう合わせれば良いのか」
などの悩みが尽きない上、1アイテムあたりの価格感も高いため、洋服の様に「まずはユニクロなどで似たようなアイテムを試してみる」ことも難しいアクセサリーは、敷居が高いと感じる方も多いと思います。
しかし、自身のコーディネートをワンランク上に持っていく上で、アクセサリーは避けて通ることのできないポイントです。
「セレクトショップの店員やWEARのコーデと同じ服を着ているのに、どこか垢抜けない」といった経験は、誰しも一度は体感したことのある悩みですが、その原因は「サイズ選びのミス」か「小物を無視している」かの2つに理由があるのがほとんどです。
自身に合ったサイズ感の服を選ぶ際のコツは別の機会に詳しくご紹介するとして、今回はこの「小物」、つまりアクセサリーについてご説明致します。
アクセサリーを上手に使うことで、ロゴやデザインのないシンプルな服装でも格段にオシャレに見せることが可能です。
今回はそんなアクセサリーの上手な選び方をご紹介致します。
■アクセサリーを選ぶ際のコツ① 色を合わせる
アクセサリーを選ぶ際の最初のポイントはズバリ色です。
より具体的に言えば、他の小物や服装と色味を合わせることが非常に重要です。
例を挙げると、既に銀の指輪を付けている方が新たにブレスレットをつけるのであれば、まずは同じ銀色のアイテムを選ぶことをお勧めします。
人が誰かの全身を見るとき、視線は人体の先端部分(頭、首元、手、足)などに目が止まりやすく、したがってアクセサリーは他の洋服よりも見た人の印象に残りやすいアイテムです。
初心者がこうしたそれぞれの先端部分に複数の色を持ってきてしまうと、統一感の無さが非常に目立つようになります。
当然、複数のアクセサリー同士で色合いを変えることはオシャレな人であれば問題なく行うコーディネートですが、安っぽい印象や成金のようなイメージを避けるためにも、まずはシルバーで統一するのが好ましいかもしれません。
■アクセサリーを選ぶ際のコツ② それなりの値段のものを選ぶ
出典:buyma
あなたが人生最初のアクセサリーをよく分からないブランドの10,000円未満のアイテムから選ぼうとしているのであれば、絶対に避けるべきだと声を大にしてお伝えします。
もちろん、近年のアクセサリーは安かろう悪かろうの世界ではなくなりつつありますが、もしもこれまでネックレスやブレスレット、リング等に縁がなかったのであれば、最初の1個はある程度値の張るアイテムを奮発して買うことをオススメします。
もしもあなたが例えばよく分からない土産物屋で見つけた5,000円のバングルや、低価格を売りにする量販ブランドで見つけた7,000円のネックレスを買ってしまったならば、きっとあなたはすぐにそのアイテムを付けなくなるでしょう。
ある程度目の肥えていない人が、数少ない「安くて上質なアクセサリー」を見つけるのは至難の技。
アクセサリーは洋服と比べて値段の差が見た目に出やすいプロダクトであり、安価なアクセサリーは自分では気付かなくても全身のコーディネートを安っぽくする原因になっていることが非常に多いです。
そういった安物のアクセサリーは、たとえファッションに詳しく無い方でも、付けているうちに「何かが違う」と感じ、次第にホコリを被ってゆくことでしょう。
逆に、もしあなたが最低でも数万円を出してアクセサリーを購入したならば、アクセサリーを最大限に生かしたコーディネートを必死に試行錯誤するはずです。
高級品を1つ身に付けることはファッションへの自信にも繋がりますし、そのアクセサリーをきっかけにアイテムの良し悪しを見極める審美眼も養われるでしょう。
また、アクセサリーは洋服と比べて劣化が少ないうえトレンドもほとんど存在しないため、特にハイブランドのアクセサリーであればリセールバリューも期待できるでしょう。
■さいごに
重ねてとなりますが、自分にとっての最初のアクセサリーこそ奮発してハイブランドのものを選ぶことを強くオススメします。
普段手が出せない憧れのハイブランドでも、一生使えるアクセサリーなら購入のハードルは幾分か低いはず。
自分のクローゼットを元によく使う色を見極め、真剣に吟味したアクセサリーなら、きっと一生の宝物になるでしょう。
今後、本ブログではオススメのアクセサリーの紹介や洋服との合わせ方なども投稿していければと思います。