肉厚で頑丈なコットン生地を使ったシュプリーム (Supreme)のクルーネックスウェットシャツは、パーカーやTシャツと並び同ブランドの定番アイテムとなっています。
カナダのウィングスアンドホーンズ社(wings + horns)で作られる質感抜群なシュプリームのクルーネックは、1枚で着ても、インナーにシャツを差込みカレッジスタイルで着ても様になる逸品。
直近で終了した2020年FWシーズンでも、数々の名作クルーネックがラインナップされておりました。
近年のシュプリームでは一部のアイテムを除きリセール価格の著しい高騰がほとんどない状態が続いており、シーズンが終わった今だからこそゆっくり吟味してリセールサイトから購入するのも良いかもしれません。
今回の記事では2021年1月時点でのStock Xやモノカブ等の参考価格をベースに、デザインと価格帯のバランスが良い2020年FWシーズンのシュプリームのクルーネックスウェットシャツをランキング形式で5つご紹介致します。
■第5位 Week 9発売 Small Box Crewneck
出典:Supreme
・価格帯…25,800円〜29,999円(定価…24,200円)
超小型のラバー製ボックスロゴが施された定番のSmall Box Logoシリーズは、コーディネートの邪魔にならないミニマルな使いやすいデザイン。
通常のボックスロゴアイテムが2倍3倍の値段でリセール市場にて取引されることが一般的な中、こちらのシリーズは基本的に定価に近い価格をキープしています。
グリーンやブラック、ナチュラルカラーなどの使いやすい色味のものを1着クローゼットに入れておけばコーディネートの幅が広がること間違いなし。
シュプリームの上質なクルーネックスウェットシャツを体験するうえでの入門編としても最適なアイテムだと言えるでしょう。
■第4位 Week 2発売 Supreme®/Nike® Jewel Crewneck
出典:Supreme
・価格帯…31,500円〜43,000円(定価…18,700円)
毎シーズンのようにコラボレーションプロダクトをリリースするナイキとシュプリームの蜜月は、2020年FWシーズンでも当然のように続いていました。
Week 2にてリリースされたナイキのコラボアパレルコレクションにて、両ブランドのロゴのみをシンプルに配置したクルーネックスウェットシャツが発売。
同アイテムは通常のシュプリームのクルーネックスウェットシャツとは異なり、素材にフリースを混ぜ込んだ特別仕様となっており、価格感も普段より抑えめだったことから人気が集中しました。
ナイキのスニーカーに目がないストリートキッズにとって垂涎だったこちらのアイテムは要チェックです。
■第3位 Week 7発売 Futura Logo Crewneck
出典:Supreme
・価格帯…23,000円〜28,500円(定価…25,300円)
1970年代にニューヨークのサブウェイ(地下鉄)で行ったグラフィティ活動から名を上げ、今日ではグラフィティアーティストのレジェンドとして知られるフューチェラ。
昨年には約20年ぶりに日本での個展開催も行った彼の作品はストリートとの親和性も高く、近年ではオフホワイトとのコラボレーションなども話題となりました。
2020年FWシーズンでは、Week 1にてTシャツ、Week 3では同じデザインのキーホルダーがリリースされ、Week 7にて満を辞してクルーネックスウェットシャツが発売されました。
シンプルに「Supreme」の文字のみが書かれたクルーネックは使い勝手抜群。
黒地に白のプリント、白地に黒のプリントのアイテムを2枚持ちしてみるのも良いかもしれません。
■第2位 Week 12発売 Aerial Crewneck
出典:Supreme
・価格帯…24,999円〜37,000円(定価…24,200円)
2020年FWシーズンのルックブックの時から注目されていた「Aerial」アイテムたち。
摩天楼の合間をシュプリームの旗と共に飛ぶセスナの写真にフィーチャーしたこのコレクションは、ハリントンジャケットやジーンズ、スケートデッキ、そしてこちらのクルーネックスウェットシャツがWeek 12でリリースされました。
元シュプリームのデザイナーであるルーク・メイヤーが手がけるジルサンダーやOAMCといったブランドの影響で、シャツやスウェットに写真をプリントしたアイテムは近年非常に人気を集めております。
サイズや色によっては定価に近い価格感で購入可能なこちらのスウェットシャツはかなり狙い目です。
■第1位 Week 4発売 Supreme®/Yohji Yamamoto® Crewneck
出典:Supreme
・価格帯…23,000円〜27,800円(定価…27,500円)
コムデギャルソンの川久保玲氏とならび、日本を代表するファッションデザイナーである山本耀司氏が手がけるブランド「ヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto®)」とシュプリームのコラボレーションは、発売時こそ苛烈な争奪戦が繰り広げられたものの、その後リセール市場では意外にも大きな価格高騰が表れておりません。
そんな中、上質なクルーネックスウェットにシュプリームとヨウジヤマモトのブランドロゴのみが記載されたシンプルなこちらのアイテムは、その使いやすさにも関わらず色/サイズによっては定価割れにて市場に出回っております。
ストリートとモードのトップブランドによるコラボレーションアイテムであり、価格帯、デザイン共に優れたこちらのクルーネックスウェットシャツは、間違いなく2020年FWシーズンのベストバイアイテム。
編集部でも購入しこちらの記事にてコーディネートも紹介済み。
ぜひ本記事と合わせてご覧ください。
■さいごに
今回は2020年FWシーズンでドロップしたシュプリームのアイテムのうち、クルーネックスウェットシャツに絞ってオススメアイテムをご紹介しました。
2月末からはシュプリーム2021年SSがスタート予定ですが、それまでは前シーズンで手に入れ損ねたアイテムをチェックしてみるのも良いかもしれません。