近年ますますその人気を増しているアクネ ストゥディオズ(Acne Studios)。
特にトレンドを意識したデニムや肉厚なマフラーといったアイテムは若年層を中心に大きな注目を集めています。
今回の記事では、そんなアクネ ストゥディオズにフォーカスし、ブランドの歴史や人気アイテム、着用する有名人などをご紹介。
ぜひ最後までご覧ください。
■Acne Studiosの歴史
アクネ ストゥディオズ(Acne Studios)は、1996年にスウェーデンのストックホルムで誕生。
当初は広告やグラフィックデザインを手掛けるクリエイティブ集団としてジョニー・ヨハンソン(Jonny Johansson)、マッツ・ヨハンソン(Mats Johansson,)、イェスパー・コウトフト(Jesper Kouthoofd)、トーマス・スコギング(Tomas Skoging)によって設立。
翌年にはジョニー・ヨハンソンがデニムを制作し、これがファッションブランドとしてのアクネの始まりだったとされています。
・アクネ(ACNE)とはどういう意味?!
4人がクリエイティブ集団として起業した1996年当初、レーベル名として「Associated Computer Nerd Enterprises(コンピュータオタクの関連企業)」と命名。
これの頭文字をとってACNE(アクネ)としたのです。
その後、ジョニーが名称をAcne Studiosに変更。
合わせて “ACNE” の頭字語が持つ意味を「Ambition to Create Novel Expressions(斬新な表現への野心)」へと変更しました。
こうした頭文字への意味づけとその変更は、シュプリームの元デザイナーによるブランドOAMCと同じ空気を感じます。
・デニムと共にブランドがスタート
1997年、ジョニー・ヨハンソンは赤いステッチの未加工デニム ジーンズを100本制作。
これを友人や家族へのギフトとして贈ったことからファッションブランドとしてのアクネがスタートしました。
以降、現在でもアクネのデニムはブランド全体の中でも特別な立ち位置のアイテムに。
毎シーズン様々なデニムがリリースされ、高い人気を誇っています。
なお、ジョニーによればこのデニムを受け取った友人らは「ありがとう」とは言ってくれたものの、あまり着てくれることは無かったよう。
この経験はのちにジョニーの物作りに大きく影響を与え、「人が見て醜いと感じるようなものをあえて作る」というマインド、例えば今やアクネ ストゥディオズのアイコンとも言えるピンクのショッパーなどにも取り入れられています。
・顔のマークのルーツは?
アクネステュディオズの特徴的なアイコンといえば、無表情の顔が描かれた四角いマーク。
「Face ロゴ」とも呼ばれるこの顔マークは、スウェーデン人の「幸せすぎず、笑顔すぎず、悲しすぎない」顔をイメージしているとのこと。
スウェーデンの言葉でLAGOMと称されるこの考え方は、「何でもほどほどがちょうど良い」といった意味を持ち、アクネステュディオズのポリシーとも言える感覚。
この顔文字のようなアイコンは、毎シーズンアクネの様々なアイテムで目にすることができます。
■Acne Studiosの定番アイテム
・デニム
アクネステュディオズの定番と言えるのがデニム類。
特にアクネのバギージーンズは近年バレンシアガと並んで人気アイテムの2代巨頭に。
幾度となく再販と完売を繰り返しています。
・スカーフ/マフラー
贈り物としても人気なのがアクネのスカーフ/マフラー。
ロゴラベルが目立つ大判のスカーフは高級感があり、ともすれば暗いトーンになりがちな冬のコーデに差し色としてチェックや明るいカラーのものを巻いている人をよく見かけます。
■Acne Studiosを着用する有名人/セレブリティ
・中島健人
出典:instagram
・ちゃんみな
出典:instagram
・カイリー・ジェンナー
■さいごに
今回の記事では、アクネ ストゥディオズ(Acne Studios)の歴史や人気アイテムをご紹介いたしました。
本サイトでは様々なブランドの歴史や人気の理由、マーケティング戦略などを解説しております。
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