1996年より少年ジャンプにて連載が開始された遊☆戯☆王。
1999年に原作で人気を博したゲーム「マジック&ウィザーズ」をホビー化させ「遊戯王OCG」としてコナミより発売し、以来四半世紀以上ユーザーに愛されるカードゲームとなりました。
そんな遊戯王ですが、2025年現在「ゲートボール」通称1103環境と言うルールでのプレイが流行しています。
この1103環境というのは2011年3月当時の制限とルールでデッキを組み戦おうというものです。
当時の環境はまさに群雄割拠の時代かつエクシーズ黎明期ということで非常にバランスの取れた環境であったという点からプレイヤーに好まれています。
今回は1103環境デッキで使用されるカードにフォーカス。
この環境で遊ぶプレイヤーは当時からプレイしている層も多く、当時の高レアリティのカードやサプライでデッキを組む傾向が強いです。
かくいう筆者もそういった傾向にあり、非常によくわかります。
その中でも当時から十数年経った現在でも高額なカードをいくつかピックアップしてご紹介します。
◾︎1103環境高額レアカード:イビリチュア・メロウガイスト

トップバッターはデュエルターミナル出身のエクシーズモンスター、イビリチュア・メロウガイスト。
収録が2011年及び2012年のたった2回のみの収録ということもあり高額で取引されています。
汎用ランク4ということで色々なデッキにも入ることもあり需要も高いカードです。
ウルトラレアだと1800円前後、シークレットレアだと3000円を超す高額カードとなっています。
◾︎1103環境高額レアカード:ダイガスタ・フェニクス

同じくデュエルターミナル出身のエクシーズモンスター、ダイガスタ・フェニクス。
メロウガイスト同様2011年及び2012年の2回のみの収録でこちらも高額です。
ランク2なのでメロウガイスト程の汎用性は無いものの、レベル2を使用するデッキであれば使用したいカードということでこちらも高額です。
ウルトラレアで800円前後、シークレットレアで2000円前後で取引されることが多いです。
◾︎1103環境高額レアカード:A・O・J ディサイシブ・アームズ

またまたデュエルターミナル出身のシンクロモンスターであるA・O・J ディサイシブ・アームズ。
2009年初出で、再録は2012年の一回のみです。
当時もそこそこの値段でしたが、汎用レベル10のシンクロモンスターということで高額化。
現在ではウルトラレアで1000円前後、シークレットレアで2000円前後と全盛期並みの金額になっています。
◾︎1103環境高額レアカード:氷結界の龍 トリシューラ

当時から最強カードとして名高かった氷結界の龍 トリシューラ。
あまりの強さにほとんどのデッキで投入されており、当時にしては高額な4000円前後の値段で取引される事態となっていました。
現在では再録に再録を重ねており、レアリティにこだわらなければ1コイン以下で買えるものの、DTの初版シークレット及びDTCのシークレットは非常に高額化しています。
DTの初版シークレットで12000円前後、DTCのシークレットで状態が良いものだと8万円を超える超高額カードとなっています。
◾︎1103環境高額レアカード:氷結界の龍 ブリューナク

デュエルターミナル第1弾の目玉であったブリューナク。
エラッタ前の効果で使用できる為、当たり前ですが当時のほとんどのデッキに入るカードでした。
1103環境でも健在で、元々人気のカードであったことも相まってDTCのシークレットだと15000円前後で取引される高額カードとなっています。
◾︎1103環境高額レアカード:スターダスト・ドラゴン

遊星の相棒であるスターダスト・ドラゴン。
主人公のエースカードなので再録の数は段違いですが、初版のレリーフとホロは美しさも兼ね備えており人気です。
レリーフもホロも状態が良いものだと万は超える高額なカードとなっています。
◾︎1103環境高額レアカード:ブラック・ローズ・ドラゴン

5D`sのヒロイン枠の十六夜アキのエースカードであるブラック・ローズ・ドラゴン。
非常に強力なリセット能力を持つカードで、当時はレベル7が立つ盤面で警戒がされる程強力なカードです。
スターダストと同様、初版のホロとレリーフが高額化しており1万円は超えるカードになっています。
◾︎1103環境高額レアカード:E・HERO ガイア

初出がVジャンプの定期購読特典のE・HERO ガイア。
Vジャンプの定期購読特典ということで、申し込まなかった場合は入手が不可能という中々な条件下で配布されたカードでした。
必須級の割には入手が難しかったので当時から4000円前後で取引されていましたが、現在でも同じくらいの価値を誇ります。
2010年及び2014年に再録されたノーマル版であれば比較的安いとはいえ、初版のウルトラレアがいまだに高額なのは面白い部分です。
◾︎1103環境高額レアカード:サイクロン

みんな懐かし「最強魔法・罠無効」カードであるサイクロン。
実際にはなんでも無効では無いものの、速攻魔法で相手の魔法・罠を破壊できるのは非常に強力な効果です。
サイクロンは再録の数がものすごい多いカードの一枚ですが、その中でもSRになったのはたったの3回。
内2回は当時から人気のビギナーズエディション版ということもあり、BE1の方は2000円前後、BE01の方は3000円前後で取引されています。
◾︎1103環境高額レアカード:砂塵の大竜巻

アヌビスの呪いが初出の、罠版「サイクロン」である砂塵の大竜巻。
サイクロン同様に再録が多いのですが、たった一度しかSRになったことがなく、2025年現在これ以上のレアリティがいまだに存在しません。
その為、BE版のSRの砂塵の大竜巻は3500円前後で取引されています。
◾︎さいごに
以上、1103環境の高額カードの一部を紹介してきました。
今後も1103環境の記事を執筆予定しています。
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