近年古着ブームの影響もあり注目を集めているブランド「セントマイケル(SAINT Mxxxxxx)」。
2020年に設立されたばかりの新進気鋭のブランドながら、すでに服好きから絶大な人気と信頼を勝ち得ているセントマイケル。
今回の記事では本ブランドにフォーカスし、デザイナーの経歴や、人気の理由をどこよりもわかりやすく解説。
ぜひ最後までご覧ください。
目次
■セントマイケルの創業者、細川雄太とカリ・デウィットとはどんな人物?
出典:hypebeast
セントマイケル(SAINT Mxxxxxx)は、2020年に細川雄太とカリ・ソーンヒル・デウィット(Cali Thornhill DeWitt)によってスタートしたブランド。
2人は共にファッション業界で大きな成功と知名度を得ており、両者のタッグはブランド開始時から注目を集めました。
・細川雄太
出典:openers
細川雄太氏は2003年に大阪モード学園のスタイリスト科を卒業し、2004年にメンズファッションブランドセクスプリメ(S’exprimer)を設立。
その後、2013年にレディメイド(READY MADE)をスタートすると、軍用アイテムを再構築したボストンバッグやアパレルアイテムが人気を集めます。
世界中の軍隊で実際に使われたアイテムをひとつひとつ手作業で再構築したレディメイドのアイテム。
作られた洋服や鞄の随所には、軍の所属番号や元の所有者の名前なども残っており、その存在感とクオリティはまさに唯一無二のリメイクアイテムと言えるでしょう。
・カリ・ソーンヒル・デウィット
出典:ssense
カリ・ソーンヒル・デウィット(Cali Thornhill DeWitt)はカナダ生まれカリフォルニア育ちのアーティスト。
出典:vogue
数々のアーティストのミュージックビデオの監督やアルバムアートワークのデザインを担当し、2016年にはカニエ・ウェストの『The Life of Pablo』ツアーのグッズを監修。
ちなみにカリをカニエに紹介したのはあのヴァージル・アブローだったというから驚きです。
現在、細川雄太氏と共にセントマイケル(SAINT Mxxxxxx)を手がける傍ら、個人としてVANSやadidasとコラボも果たしています。
■セントマイケルとはどんなブランド?
そんな両者によって毎シーズン人気を集めているセントマイケル(SAINT Mxxxxxx)。
ブランドにおいては、服作りは細川氏、グラフィックデザインはカリがメイン担当とのこと。
セントマイケルの特徴はなんと言ってもリアルなビンテージ感。
着用を続けると毛羽立ちやプリントのひび割れが出てくるにも関わらず、服そのものは耐久性が高く長持ちするつくりが、長くビンテージ感を楽しめる魅力となっています。
音楽アーティストのツアーグッズやそのブート品を愛するカリらしく、ニルヴァーナやマリリン・マンソンのアートワークをサンプリングしたビンテージライクなアイテムも多数製作しております。
出典:bisen
縫製は1960年代にUnion Special社が開発した特殊ミシン「FLATSEAMER」を使用。
2枚の布を繋ぎ合わせる際に凹凸を抑えることのできるこの名作ミシンは、セントマイケルのビンテージ感をよりリアルに仕上げるための必須アイテムだと言えるでしょう。
■セントマイケルの名作アイテム/コラボアイテム
・名作アイテム①:Jesus Crewneck
出典:stockx
・名作アイテム②:CRW SWEAT/LMB OF GD
出典:arknets
・名作アイテム③:Angel Hoodie
出典:stockx
・コラボアイテム①:©SAINT Mxxxxxx × NEW ERA RC 9FIFTY
出典:neweracap
・コラボアイテム②:©SAINT Mxxxxxx × Denim Tears REVERSIBLE SKAJYAN
出典:restir
・コラボアイテム③:©SAINT Mxxxxxx × Fear of God Saint of God Hoodie
出典:stockx
■有名人着用
・セントマイケルを着用する芸能人①:TAKA(ONE OK ROCK)
出典:instagram
・セントマイケルを着用する芸能人②:DJふぉい(Repezen Foxx)
出典:x
・セントマイケルを着用する芸能人③:川口春奈
出典:instagram
■さいごに
今回の記事では、セントマイケルの人気の理由や歴史についてご紹介しました。
ビンテージライクな風合いと高いデザインセンスが両立したセントマイケルのアイテムはコーディネートの1軍間違いなし。
本サイトでは他にも様々なファッションブランドの歴史やアイテム解説を行なっております。
他の記事もあわせてご覧頂けましたら幸いです。
また、X(旧Twitter)/TikTok/YouTubeではWebサイトとは異なる情報発信をしておりますので、ぜひこちらもご覧ください。
各SNSのリンクはページの最下部から!