オシャレに興味を持ち、洋服の着こなし方やブランドについて勉強し始めたあなたが次に悩み出すのはきっとアクセサリーについてでしょう。
オシャレを意識する上で避けては通れないアクセサリーの選ぶ際のコツについては、下記の記事にてご紹介していますが、今回はより具体的に、初心者にオススメしたいアクセサリーアイテムを3つご紹介致します。
是非同記事と合わせてお読みいただき、初めてのアクセサリーを選ぶ際の参考にしていただければ幸いです。
■オススメアイテムその① -シグネットリング-
出典:samurai-craft
メンズファッションにおけるアクセサリーのうち、最もベーシックなアイテムはこのシグネットリングだと言っても過言では無いでしょう。
クラシックなメンズファッションの原点とも言える英国の紳士服スタイルにおいては、華美なアイテムや装飾はNGとされてきました。
そんな紳士服スタイルにおいて唯一許されたアクセサリーがこのシグネットリング。
貴族が自らの家紋を台座に彫ったこの指輪は、公文書への印をする際に利用したり、手紙に封をする際に垂らした蝋に押しつけ文様を浮かび上がらせる役目を担う、非常に重要なアイテムでした。
そんな歴史を持つシグネットリングは、アクセサリー初心者にとっての最初の一つ目として、まさに最適と言えるでしょう。
選ぶ際のコツとしては、あまりディテールが複雑でない、シンプルなものを一つだけつけるのがオススメです。
ブランドはルイヴィトンやメゾン・マルジェラなどを選ぶと、適度なラグジュアリー性も担保されるでしょう。
■オススメアイテムその② -喜平型ネックレス-
数あるネックレスの中でもメンズに最もオススメなのは喜平型ネックレスと呼ばれるアイテムです。
喜平型とは、楕円型のチェーンをそれぞれ90度ひねり、さらに押しつぶした様な作りの物を指します。
押しつぶした面が連続して並ぶ様が美しいこの喜平型ネックレスは、チェーンの輪の断面を見た際に、カットされて平面になった箇所の数によって2面、6面、8面などの種類がありますが、輪の太さや、輪の平面と次の輪の平面との隙間のバランスが良い6面のチェーンを選ぶのが最初のウチは良いでしょう。
喜平型ネックレスといえばゴールドのチェーンのものがメジャーですが、個人的にはシルバーやホワイトコーティングを施したものを、ネクタイのように白シャツの上から付けるのがオススメです。
シャツ自体はユニクロやGUの安価なアイテムでも、ハイブランドのような高級感を出すことができるでしょう。
この着こなしのコツは、服と同系統の色合いのネックレスを選ぶことです。
■オススメアイテムその③ -チェーンブレスレッド-
出典:editoaction
チェーンブレスレッドは、ネックレスや指輪と比べ、ある意味最も初心者が取り入れやすいアクセサリーかもしれません。
それゆえアイテムとしてはピンから切りまで星の数ほども種類があり、どれを選べば良いかで非常に悩ましいアイテムでもあります。
そんなチェーンブレスレッドを選ぶ際の指標とすべきポイントをお伝えするとしたら、まずは留め具を気にしてみると良いでしょう。
ここからは筆者の好みも多分に含まれるポイントとなってしまいますが、留め具の中でもマンテルと呼ばれる、留め具の片側が棒状、もう片側が輪状にデザインされ、棒の方を輪に通すように嵌めるタイプのブレスレッドは、高級感を出しやすく非常にオススメです。
選ぶ際にはシグネットリングと同様に、華美なデザインの物は避け、マンテル含めシンプルに構成されたアイテムを選ぶと良いでしょう。
■さいごに
ここまで、初心者にオススメしたいアクセサリーを3種ご紹介致しました。
3つに共通してお伝えしたいポイントを最後に1つ挙げるとするなら、「安いものを避ける」に尽きるでしょう。
値段でみれば、Amazonや楽天でアクセサリーを検索すると、先に上げた3種のアクセサリーはどれも数千円のアイテムが大量にヒットするでしょう。
しかし、こうしたアイテムはたとえデザイン的に良く見えたとしても絶対に避けるべきでしょう。
そもそもアクセサリーは洋服と違いトレンドがほとんどないアイテム。
加えていくつもジャラジャラとつけるのはご法度。
ゆえに一生ものとなることも意識して数万〜数十万円のアイテムを吟味して選ぶことを強くオススメします。
奮発して買った値段の貼るアクセサリーは当然意匠や素材をデザイナーが真心込めて作った最高の逸品。
安物を買ってすぐ付けなくなるよりも最終的な満足度は格段によくなるほか、購入後時間が経った後のリセールバリューも見込めるでしょう。
本記事を参考にあなたが自分にとって最高のアイテムと巡り合うことができることを願っています。