ファッションの世界では、日常的に着用する定番アイテムの多くが、特定のブランドによって生み出されたことをご存知でしょうか?
例えば、Championがスウェットシャツの元祖として知られるように、Levi’sはデニムジーンズの先駆者です。
今回の記事では、そんな「その製品を最初に作った」歴史的な元祖ブランドを厳選してご紹介。
意外な起源やエピソードを知ることで、あなたのワードローブがより豊かになるはず!
ぜひ最後までご覧ください。
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目次
- ■元祖ブランド①:チャンピオンのスウェット
- ■元祖ブランド②:リーバイスのブルージーンズ
- ■元祖ブランド③:ラコステのポロシャツ
- ■元祖ブランド④:ブルックスブラザーズのボタンダウンシャツ
- ■元祖ブランド⑤:エルエルビーンのトートバッグ
- ■元祖ブランド⑥:グッチのホースビットローファー
- ■元祖ブランド⑦:アルファインダストリーズのMA-1
- ■さいごに
■元祖ブランド①:チャンピオンのスウェット
誰もが1着は持っているであろう定番ファッションアイテム、スウェットシャツ。
これを最初に開発したのはチャンピオン(Champion)です。
1919年にチャンピオン社の前進となるニッカーボッカーニッティングカンパニーをサイモン・フェインブルームが設立。
20年にサイモンが死去すると息子のエイブとウィリアムのフェインブルーム兄弟が事業を継承し社名をチャンピオンに変更します。
当初ニット製品を中心に生産していたチャンピオンですが、屋外労働者の防寒用に開発したウール下着が米軍の訓練用ウェアに採用。
これがスポーツをする大学生の間で流行したのがスウェットの原型とされています。
また、1934年にはそれまで縦方向に縮みやすかったスウェットの弱点を克服したリバースウィーブを開発。
タフに使えるチャンピオンのスウェットは100年の時を経ても人々から愛される銘品だと言えるでしょう。
■元祖ブランド②:リーバイスのブルージーンズ

出典:levi
1850年代、ゴールドラッシュに湧くアメリカ・サンフランシスコにて誕生したのがブルージーンズ。
ドイツ移民のリーバイ・ストラウスが雑貨業の一環として金鉱で働く人向けのタフなワークパンツをキャンバス地で製作。
この素材がデニム素材に変わり、色もインディゴブルーにしたことが現在の「ジーンズ」の元祖となりました。
1873年5月20日にリーバイ・ストラウスとヤコブ・デイビスがリベットで補強した頑丈なデニムパンツの特許を取得。
この日がリーバイスジーンズが正式に誕生した日とされています。
古今東西のジーンズの原点ブランドであるリーバイス(Levi’s)。
1本は持っておきたいアイテムです。
■元祖ブランド③:ラコステのポロシャツ

出典:lacoste
ビジネスでもカジュアルでも使えるポロシャツの元祖はワニのマークで有名なラコステ(LACOSTE)。
長袖ワイシャツでプレイするのが一般的だったテニスの世界において、プロのテニスプレーヤーだったルネ・ラコステは乗馬競技「ポロ」の選手たちが着用する襟なしの半袖シャツに注目。
これに襟をつけることで動きやすさと品格を両立したアイテム「ポロシャツ」が誕生したのです。
ちなみに「ポロ」の競技ではひらひらとした柔らかい襟がついたユニフォームの存在しており、これにインスパイアされた元祖アイテムのご紹介は次項にて。
■元祖ブランド④:ブルックスブラザーズのボタンダウンシャツ
スーツに合わせるシャツとしてよく見かける、襟に留めボタンのついたボタンダウンシャツ。
これを1896年に開発したのがブルックスブラザーズ(Brooks Brothers)です。
乗馬競技「ポロ」を楽しんでいたジョン・E・ブルックスは選手たちの襟元がひらひらと風で舞わないよう、ボタンで留めているのを発見。
これを厚手のオックスフォード生地のスーツに転用し、世界中で愛されるシャツは誕生しました。
■元祖ブランド⑤:エルエルビーンのトートバッグ

出典:llbean
世界中で愛されるトートバッグのルーツは、まだ冷蔵庫が一般普及していなかった時代まで遡ります。
当時、一般家庭での食料品の保存には、氷を利用して冷やす木製のアイスチェストを使用。
この氷を凍結した湖面から切り出して運ぶためのバッグとして誕生したのがエル・エル・ビーン(L.L.Bean)のトートバッグでした。
肉厚なキャンバス生地に、側面から底までぐるりと縫い付けることで強度&安定感を高めたオーバーラップ仕様のハンドル。
そして溶けた氷が浸み出さないよう別布を当てて補強した二重構造のボトムはどれだけ荒っぽく使っても壊れることのない究極の日用品です。
■元祖ブランド⑥:グッチのホースビットローファー

出典:gucci
1900年代に誕生したローファーは紐なしで履ける手軽な革靴として人々から愛されてきました。
そんなローファーに金具をつけたアレンジを施し、ホースビットローファーとしてカジュアルに生まれ変わらせたのがグッチ(GUCCI)です。
馬具ブランドとしてスタートしたグッチにとって馬具をイメージした「ホースビット」をアイテムに使うのはある意味当然の発想。
すでにバッグに取り付けて人気を博していたこのグッチのホースビット金具は1953年にローファーに採用。
現在ではさまざまなブランドが模倣する名デザインとなっています。
■元祖ブランド⑦:アルファインダストリーズのMA-1
ストリートライクなアウターとして人気を博すMA-1ボンバージャケットは米軍にルーツを持ちます。
1959年、のちにアルファ インダストリーズ(Alpha Industries)となるドブス インダストリーズは米国国防総省から米軍向けの高性能アウターウェアの設計・製造を委託。
4年の時を経て1963年に誕生したのがMA-1ボンバージャケットです。
フライトナイロン素材を使い汎用性に優れた設計は現代においても変わることなく空軍・海軍のパイロット向けに製作。
リアルなミリタリーウェアでありながらファッションアイテムとしても美しい機能美を兼ね備えた銘品だと言えるでしょう。
■さいごに
今回の記事では、様々なファッションアイテムの「元祖ブランド」をご紹介いたしました。
本サイトでは様々なブランドの歴史や人気の理由、マーケティング戦略などを解説しております。
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