昨今、急激な中古市場の高騰は勿論、常に人気を誇る時計メーカー、ロレックス(ROLEX)。
当サイトでは購入の仕方や、プロフェッショナルモデル、モデル別解説等様々な初心者向けの記事を執筆してきました。
今回は、ロレックス初心者向け解説シリーズとして、初心者でありがちな
- ステンレス
- 金無垢
- オイフレ
- コンビ(ロレゾール)
の4つの単語に関して解説していきます。
そもそもこの単語たちは何を表すのか?
私がロレックスに興味を持った際に困ったことの一つが専門用語の多さです。
今回紹介する4つの単語意外にも様々な単語が存在しており、例えば「オイスター」と名のつく単語ひとつとっても
- オイスターケース
- オイスターフレックス
- オイスターブレス
- オイスターパーペチュアル
等、全て意味が違うのですが全く区別がつきませんでした。
いきなり全てを網羅することは難しいので、今回はロレックスの基本的な情報を知る際に必要な4単語をチョイス。
その4単語は前述した通り、
- ステンレス
- 金無垢
- オイフレ
- コンビ(ロレゾール)
になります。これら4つの単語は全て時計の素材を表した単語になります。
一つずつ見ていきましょう。
ロレックスの素材名:ステンレス
出典:ROLEX
まずロレックスを知る上で一番オードソックスな素材といえば「ステンレス」でしょう。
ロレックスのステンレスモデルに使われるステンレスは、「904Lスチール」と言うものを採用。
耐蝕性や、研磨によるメンテナンスのし易さ、頑丈さを誇ります。
また、合金素材なので一般的な純金物に比べると安価なのも魅力的です。
手の届きやすい価格に加え、金に比べて衝撃にも強く、日常使いがしやすいこともポイント。
ロレックスの制限モデルは全てステンレスモデルであることからも、一般的に人気なのはステンレスと言って差し支えないでしょう。
ロレックスの素材名:金無垢
出典:ROLEX
金無垢はその名の通り、「金」素材でできたモデルです。
ゴールド・ホワイトゴールド・エバーローズゴールドが基本的に存在しており、純金であるためステンレスモデルと比べて高価なモデルとして知られています。
素材の入手が難しいことから生産数も少なく希少価値が高いです。
また、気軽に入手できる金額でもないので人と被ることもそうそうありません。
特徴としては傷がつきやすく、何よりもステンレスと比べて重いと言うデメリットはあるものの、そのラグジュアリー感・唯一感から常に人気の素材です。
そして何より最も大きいメリットとしては、「購入制限」があるロレックスにおいて、金無垢のモデルは制限に当たるモデルが存在しないと言うことではないでしょうか。
ステンレスモデルで絶大な人気を誇るデイトナも、金無垢であれば購入制限もありません。
その為、購入制限がかかっている人の次なるターゲットとして狙われていることも多くどちらかというとロレックス上級者モデルに当たります。
ロレックスの素材名:オイフレ
出典:ROLEX
オイフレ、正式名称「オイスターフレックス」は近年新たにロレックスが開発したラバーベルトの素材を使ったモデルになります。
超弾性メタルブレードをブラックエラストマーと呼ばれる高性能ラバーで加工したもので、ロレックスはこの技術の特許を取得しています。
蒸れが無いようにベルトの内側にクッション性のラバーもあり装着感もばっちり。
ベルトも黒と言うことで、カジュアル・フォーマルどちらのシーンでも使いやすいモデルになっています。
まだ発表されて10年も経っていかいからか、該当するモデルは
- コスモグラフ デイトナ
- ヨットマスター
- スカイドゥエラー
の3つのモデルのみで展開されおり希少性も抜群。
時計の素材としての展開はオイスターフレックス×ゴールド・ホワイトゴールド・エバーローズゴールドが基本な為、金無垢の一種として扱われています。
ロレックスの素材名:コンビ(ロレゾール)
出典:ROLEX
最後にご紹介するのは、ロレゾール通称「コンビ」と呼ばれるものです。
通称の通り、ステンレススチール×金無垢のコンビネーションモデルのためそう言った呼ばれ方をされます。
ブレスレットの配色が1色が基本なロレックスの時計ですが、コンビモデルは2色になることが多く非常に唯一性に優れたモデルです。
値段もステンレスと金無垢の中間地点で、いきなり金無垢を買うのは難しい中級者向けでは無いでしょうか。
金無垢モデルと同じく、購入制限モデルには当たらないので人気のモデルも狙えるのもポイントです。
ロレックスの商品説明でよくある表記であるSS×YG、SS×WG等はステンレススチール×イエローゴールド、ステンレススチール×ホワイトゴールドと素材のコンビネーションを表す単語です。
ロレックスの素材名 番外:プラチナ
出典:ROLEX
番外でご紹介するのはプラチナです。
読んで字のごとくプラチナ素材を使ったモデルです。
ロレックスのモデルの中でも最上位に位置する素材になります。
定価も非常に高く、家一軒買えてしまうこともあるくらいのお値段であり、あまりにも初心者向けでは無いことから今回は番外とさせていただきました。
プラチナ素材のモデルでのみ使用される文字盤「アイスブルー」はロレックス愛好家の憧れの象徴です。
ロレックスの素材名:最後に
以上、ロレックスの基本的な素材名である
- ステンレス
- 金無垢
- オイフレ
- コンビ(ロレゾール)
について解説していきました。
当サイトではロレックス初心者向けの記事を数多く執筆・予定をしておりますので、ご覧いただければ幸いです。