夏に向けてそろそろサンダルが探したくなる季節。
日本の伝統的な雪駄(せった)にスニーカーのアウトソールを取り付けた「雲駄(unda)」をご存知でしょうか?
プロダクトデザインユニットごゑもん(goyemon)が手掛けるこのシューズは履き心地もデザインも普通のサンダルとは一味違う出来栄え。
今回の記事ではこの雲駄(unda)にフォーカスし、特徴やこれまでのプロダクトをご紹介。
合わせて、先日購入した雲駄(unda)とホワイトマウンテニアリング(White Moutaineering)のコラボモデルを詳細レビューいたします!
ぜひ最後までご覧ください。
■ごゑもんの雲駄とはどんなアイテム?
雲駄を手掛けるごゑもん(goyemon)は、大西藍氏と武内賢太氏によって2018年に結成されたプロダクトデザインユニット。
2人は共に都立工芸高校マシンクラフト科を卒業し、それぞれデザイン企画を生業としてきた人物です。
出典:goyemon
そんなごゑもん(goyemon)の代表的なプロダクトがこの雲駄(unda)。
ソールとしてPU素材とエアーソールを利用することで衝撃吸収力をUPし、通常の雪駄(せった)よりも踵からつま先にかけての傾斜を作ることでより履きやすくなっています。
出典:goyemon
アウトソールもスニーカーのような凹凸があり、普通の雪駄と違って滑りにくいデザイン。
一番厚い踵部分で約2cmの厚みがあります。
出典:goyemon
■これまでにリリースしたモデル(一部)
・SETTA × SNEAKER “ unda ” / TOUGH BLACK[24SS
出典:goyemon
・unda NICK GEAR_EX – NAVY –
出典:prtimes
・unda for Graphpaper
・DENHAM × unda – 雲駄 –
出典:denhamjapan
■実際に雲駄(unda)を購入してみた!
今回は、2024年4月6日に発売されたundaとホワイトマウンテニアリング(White Moutaineering)の第二弾コラボモデルを購入。
出典:web.goout
ホワイトマウンテニアリングの2024年春夏コレクションでは、デザイナーの相澤陽介氏や多くのモデルやundaを着用しており、ずっと気になっていたアイテムです。
ちなみに第一弾コラボでは寄木柄のジャガード生地を使ったモデルが2023年の4月にリリース済み。
こちらも欲しかった…
・外箱
外箱はシックでおしゃれなデザイン。
高さのない雪駄ゆえか、普通のスニーカーやサンダルの箱と比べてかなり薄型のシューケースとなっています。
・表面
表面はホワイトマウンテニアリングの2024SSシーズンのトラッカージャケットや巾着などでも使われた生地を採用。
汚れを目立たせたくなかったので3色あるうちの黒いモデルを購入しました。
上から見るとわかりやすいですが、左右差がありません。
・サイド/アウトソール
サイドはエアマックスを思わせるクリアソール。
通常のundaは一部分しかクリアソールになっていないモノが多いため、全面がクリアな本モデルは特別感があって嬉しいです。
アウトソールは通常のundaと同じ、凸凹したスニーカーのようなデザイン。
・踵部分
踵部分にはピスネーム。
通常であれば「unda」の記載がある部分に「White Moutaineering」のネームが入っており、さりげなくコラボモデルであることを主張しています。
・履き心地
履いてみると、『雲のような履き心地』のキャッチコピーにたがわないクッション性。
まる1日履いてみましたが鼻緒の痛みもなく、新感覚のサンダルとして夏に大活躍しそうです!
■さいごに
今回の記事では、ごゑもん(goyemon)の雲駄(unda)を購入し、詳細をレビュー致しました。
雪駄という和風なデザインではありますが、クリアソールのおかげかコーデの幅はかなり広そう。
緩めのスウェットパンツやショーツと合わせて楽しみたいと思います。
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